『仮面ライダーウィザード』第46話「ひび割れた思い」

ソラ(小悪魔系イケメン)と晴人(クール系イケメン)による『この女は俺(ボク)のモノ』バトルは画的にウハウハでしたが、そこへやってきた白魔さん(胡散臭い系ダンディおじさん)が「お前に娘はやらん!」とばかりに娘についたムシ=グレムリンをボコったところまではいいものの「私の前から永遠に消え失せろ」とまで言ったのにさしたるダメージもなさそうに逃げるグレムリンをみすみす見逃すって意味わからん。永遠に消え失せろって口だけかよ。
あー・・・でも白魔さん的には本気で「永遠に消え失せろ」というつもりだった、つまり本気の本気でグレムリンを殺る(殺った)つもりだったのに致命傷を与えるどころかまんまと逃げられてしまって呆然・・・ってなことだったかもしれないか。あの白いマスクの下で愕然としつつもそれを晴人に気取られないようにしてる笛木の図を想像するとそれはそれでちょっとモエます(笑)。
てかさ、晴人の「なんで自分にコヨミを託したのか?」という質問に「お前の魔力が必要だった」と笛木は答えたわけだけど、自分でどうにかなるならみすみすこんなイケメンに娘を預けたりなんかしなかったと思うのよ。だってやっぱ心配じゃん、いろんな意味でw。でも自分じゃどうにもならないから、もっとハッキリ言えば『己の魔力』じゃあコヨミの生命を維持することはできないってことだよね。
で、じゃあどうする?→娘に魔力を与えられる存在(魔力供給システム)を造ればいいと。その結果選ばれた(生み出された)のが晴人ってなことなのだろう。もしあのサバトに真由ちゃんが参加させられてて、真由ちゃんが絶望に打ち勝てていたら、笛木は迷わず晴人ではなく真由ちゃんにコヨミを預けたと思うんだよねー。笛木さんあんな顔して超ジレンマ抱えてたのかと思うと結構モエます(笑)。

『獣電戦隊 キョウリュウジャー』ブレイブ24「もえろ!7人のキョウリュウジャー」

いやw、キングが何もかもぶっちぎりですごいってのはいいとして、
一人でさっさとロボに乗る(一人でロボ動かせちゃう)→俺達も乗せてくれよー→いいぜ乗れよ!
これはさすがにちょっとなぁ・・・。
さすがに『戦隊』ってなんだね?と聞きたくなるわ。
あと「子供のころからの憧れであり夢だった」ってだけで『プレズオンに認められた』ことになっちゃったのも全力で萎えた。
確かに憧れは大事。夢を叶えたいって気持ちは力になると思う。
だけど弥生がバイオレッドになるこの流れはないだろ。気持ちだけで戦えるほど甘くないからみんなそれぞれ獣電竜と戦い己(の力)を認めさせたんじゃないんですか?と。
その気持ちだって「おじいちゃんみたいになりたい」「大好きなダイゴさんの力になりたい!!」って超私的な感情でしかなくて(まぁそれは弥生に限ったことじゃないんだけど・・・)、キングといつもその隣にいるライバル・アミィのことしか見えてない(頭にない)ような小娘を『仲間』としてあっさり受け入れちゃうってなぁ・・・。


だがしかしバイオレッドの頭をなでなでするレッドにはめったくそときめいた!。ときめきは別腹!!。
あとノッさんのオヤジギャクに巻き込まれそうになって「そっ、そういう意味で言ったんじゃないっ」って必死否定するソウジが超可愛かった。ここまで強く主張したのって初めてじゃね?ってぐらいだったけど、それだけノッさんと同類になるのがイヤなのかw。
あとあと爆破の衝撃をとっさの判断で回避したイアンの「Shall We Dance〜?」についてはノーコメントでお願いします^^。

『リミット』第4話

スカートだと動きにくいからとか、どさくさ紛れに好きなの男子のズボン履いちゃったとか、なんらかの理由でもって女子が男子の制服を着用してるということでないならば、あの足元からして生き残りは男子生徒だろうわけで、とすれば勝大くんしかいないだろうわけで!!!。
男子の目がないからこそ生き残った女子たちはズタボロの恰好でいられるわけで、男子、それも多分クラスで一番イケてる男子であろう勝大くんの存在が女子たちの言動を変えさせ、そして序列をも変わると。
つまり勝大くんのハーレムだと。
いよっしゃあああああ!漲ってまいりましたっ!!。

横関 大『偽りのシスター』

偽りのシスター

偽りのシスター

第56回の乱歩賞を受賞された作家さんで、受賞作は未読なのでこれが初めて読む作品になります。
帯に『会社をリストラされた兄と、容疑者を射殺してしまった刑事の弟。共に暮らす兄弟の前に突如現れた、腹違いの妹を名乗る謎の女』とありまして、さらに太字&デカ字で『妹に惚れたら、悪いか!?』と書かれているもんで、まぁ・・・そんな感じの作品なのだろう(←察してください)と思いつつ読み始めたわけですが、結構ハードで驚いた。なにこれマトモじゃん!。
そうですよね。だって乱歩賞受賞者さんですもんね。
兄のリストラとか所々展開ありきの設定は目につくものの至って真っ当なミステリー小説で、でも帯文も誇張してるわけでも釣りでもなくその通りの話で、初めて読む作品なんで基本こういう作風の作家さんなのかそれとも今作はこういうタッチで、ということなのか判りませんが(こういう作風ならばもっと萌え方面を入れてきそうなものなんで後者・・・かなぁ?)、よくも悪くも硬派と軟派の真ん中に位置するような感じでした。そこいらへんは「シスター」と言ったら妹よりも修道士(修道女)を思い出すのに(だよね?)あえてシスターという言葉を使ったのであろうタイトルと帯文のバランスに現れてるかと。もうちょいどっちかに寄せた方が読み物としての面白さは増すんじゃないかと思うけど、読みやすいことは確か。
他の作品も読んでみようと思います。