『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』第8話

佐引さん・・・もはやただのいい人じゃないですか。
クズどころかツンデレでもないですよ。デレ100%じゃないですか。
しれっと引っ越し屋さんに復帰した練が手を滑らせたら助けてくれて、三人同時にウーロン茶ごくりして、練の復帰飲み会では誰よりも嬉しそうなところまでは佐引さんの“変化”として理解できますが、誕生日にケーキ2個買って渡すってのはさすがにどうなのかと。
誕生日を覚えてること自体アレなのに、練が「一番好き」な苺のケーキをセレクトして(まぁ誕生日ケーキ=イチゴのケーキってのは一般的ではあるでしょうが)わざわざ練の仕事が一段落するのを待ち構えて誰も見ていないところで渡すとかさぁ・・・・・・。
わたし、佐引さんの何もかもうまく行かない感が好きだったみたいです。なんかうまくいかなくてどこか諦めてしまってる感じが好きだったみたいで、すっかりいい人になってしまった佐引さんには以前ほどの魅力を感じない。
って思ったんだけど、でももじもじと練に近づき無造作にビニール袋手渡す不器用な愛情表現しかできない佐引さんは死ぬほど可愛いのでやっぱりすき。

『ナオミとカナコ』第9話

あの風貌のリー社長に陽子が「ド派手な黄色いコートの女」呼ばわりされてんのが今回一番面白かった(笑)。
あと探偵に林さんのことを2万で喋った従業員に「ワタシダッタラジュウマンモラウノコトヨ」(台詞曖昧)と叱るリー社長。10万貰った瞬間ニヤリと笑ってぺらぺら喋りだすリー社長が余裕で想像できすぎる(笑)。
で、最初は胡散臭いだけだったのに、前川泰之さん演じる探偵さんがどんどんとカッコよくなってて、今回ついに襲われてる陽子を助けるなんて真似してくれちゃってちょっと漏らしました。てへ。
この期に及んでペットホテルに預けられるとか、ワサワサしてるだけで可愛かったしいるだけで充分っちゃ充分とは言えなんのために登場してたのかわからんダイスケの扱いに不満は残りますが(てっきりお留守番中に盗聴器を見つけてくれるのかと)、陽子が真相に辿りついたことを知ったのは夜なのに、悠長に朝になってから逃げようとするからモロ師岡に捕まるアホなナオミとカナコの行く末は楽しみ!。このドラマならものすごいトンデモ結末でも許せそうな気がするw。

『お義父さんと呼ばせて』第8話

ああ、経営責任問題はまだ続いてたのか。それなのに自分が置かれてる状況に気づかず保っちゃんの女性問題でヤキモキし、仕方がないとはいえ公用車で子供を迎えにいったりしてたのか。そりゃ左遷されるわな(笑)。
そして初回冒頭で流れた篤郎に追いかけられるエンケンさんの図ってのが何故の展開なのか、そこに向かって物語は進んでいるのだと思っていたのに、単なるいつもの延長線上にある勘違いde追いかけっこでズコ―(笑)。
って、黒帯さんが『砂清水千代』になる超展開キターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!www。
これこれ!これを期待してた(笑)。
砂清水が王子様だって思いこんじゃうのはいいとして(だってプリンスだし!!)、怯える砂清水の写メにうっとりし、美蘭に関係を質すところあたりまでは『恋愛も黒帯』にさほど疑問を抱かなかったけど、砂清水が自分の連絡先を問い合わせてからの怒涛の流れは恋愛黒帯のソレじゃねーだろよww。
って思いながら見てたんだけど、でもこれこのまんま勢いで寝技(笑)に持ち込みあれよあれよという間にゴールインってな未来も見えなくないんでw、だとしたらまさしく黒帯に相応しい戦いだと言えるかもしれんw。

西尾 維新『愚物語』

愚物語 (講談社BOX)

愚物語 (講談社BOX)

ああ、やっぱり阿良々木くんと一緒でなくともこの子たちはナチュラルにあたまおかしいんだなーってことが改めてわかる1冊でした。
老倉の物語である最初の1篇目がひたすら胸糞悪い(老倉のメンタル含め)話なのでこれどうなっちゃうんだろうなーと思ってたけど、最終的にはなんか楽しい気持ちになって、ていうか撫子と八九寺がなんか大人になってて!!、ああ、みんなこうやって少しずつ阿良々木離れしていくんだろなーとか思うとちょっとだけ寂しい気にもなったけど。