『仮面ライダービルド』第3話「正義のボーダーライン」

まずはわたしもこれを突っ込んでおく。龍我の変装それ誰が見たって「おばあちゃん」だろうよ!!(笑)。
そして3話にして戦兎好き!!ってもう確信を持って言い切っちゃっていい感じだわー!。
2話でwinwinの協力体制を結んだばっかりなのに3話で早くもポンコツポジションに座ってしまったっぽい女記者に「うるさいよ!黙ってみてなさいよ!」って言うのとか、「人助けのビルドと自分の過去、どっちが大事なんだよ!」と問われ一秒も悩まず「決まってんだろ、ビルドだよ」と言い切るのとか、それでいて龍我のピンチに颯爽と頭上から登場し(これ絶対タイミング見計らってただろw)龍我が勘でベストマッチを一発でキメてみせたホークガトリング銃を手に「しゃがめ」っつって360度くるっと回って敵を一掃して「どうよ?」ってドヤるとかさー!ただカッコいいだけじゃなくてアホ相手におとなげないところがあるんだけどでもやっぱりカッコいいとか戦兎いいわー!。
そんでもって『見返りを期待したら、それは正義とは言わない』って早くも名言いただきましたーー!!。
龍我は「正義」なんてことは全く考えてなくて、ただ自分にかけられた冤罪を晴らしたいことと恋人を殺された復讐心・・・もあるのかな?、思いっきり自分のため、私情であり私怨でもって行動してるわけで、だからここで龍我に対し「正義」を語ったことはやや唐突ではあったし(この言葉が後々龍我に刺さる瞬間が間違いなくくるだろうけど)(そしていずれこの言葉を龍我が戦兎に言う時が来るかもしれない)、私情と正義を混同しないように予め釘を刺すという意味・目的があったんだとしてもまだ3話なわけで、3話にしてヒーローとしてこれだけ明確な『正義感』を抱いてると逆に不安な気もするけど(同じ回で「悪魔の科学者」などという不穏なワードが出たこともあるし・・・)、とにかく戦兎がカッコいい。
・・・んだけど、「天空の暴れん坊」とか「鋼のムーンサルト」とか「輝きのデストロイヤー」とかこれ戦兎が音声としてわざわざ入れてる・・・・・・・・んです・・・・・・・・・かね?。だとしたらそのセンスはちょっとどうかと・・・・・・w。
あ、そうそう!わたしてっきり変身ベルト(ドライバー)=仮面ライダービルドになるためのシステムまるっと天才物理学者である戦兎が発明したんだと思ってたんだけど、戦兎がしたのはベストマッチを見つける(それにより力をより高める?)機能を付加すべく改良したってことなのか。つまりベルトは元からあった、ということになるわけで、じゃあ誰が作ってなぜ戦兎がそれを手にすることになったのか?という話になるよねぇ?。
あとスマッシュから解放したり襲われてる人を助けたりと誰かの力になれて“くしゃっと笑う戦兎。だがその笑顔はマスクの下に隠れ誰の目にも映らない”ってのは画的に燃える、まさに『仮面ライダー』に相応しい設定だけど、それを自ら「くしゃっとなる」って言わせちゃったのはもうちょい他の表現方法なかったかなーと思ったものの、でもちゃんとそれが戦兎が言う「正義」とはなんぞやを脳筋なりに考える龍我の「でもあいつは違う。あの親子を助けてもただくしゃっと笑っただけなんだろうな」という台詞に繋がってるのでヨシ。今のところ脚本に対しさしたる不安も不満もなくてかなり嬉しい。
まぁスカイウォールが出現したのが日本だけである以上、海のどこかに壁の終わりがあってそこを廻れば北斗や西都に行けるだろうとは思ってたし、だから密航船で西都に向かうという展開も納得でしかなかったというのに、船が停泊してる湾内からちょっと行ったあたりで壁が切れてるのはズコったけど(笑)。なんで壁にこんな隙間?裂け目?が開いてんのよ(笑)。ついでに戦兎が助けた人がたまたま密航船の持ち主の妻だったという偶然はともかく“密航”などという裏仕事を子供連れでするなよと(笑)。
龍我の彼女のように特別な目的がない限り基本的にスマッシュにされるのは元々戦闘力高めの屈強な男だと思ってるんだけど、だとしたらなぜ真中瞳改め東風万智子がスマッシュ改造されたのだろうか。なぜ密航するのかといえば政府が渡航を禁止・制限してるからであり、密航船を運営することは結果として政府に逆らうことになるんだろうからその運営者に対してなにがしかのカードとするために妻をスマッシュ化したんだとしたらそれは龍我のケースと同様ということになるけど、でも今回の話を整理すると
鍋島の情報を手に入れるべくネットアイドルみーたん発動→スマッシュの情報が入る→ビルドが母親と子供を助ける→みーたんが鍋島の個人情報ゲット→龍我が鍋島に電話して「西都にいる妻子を人質に取られてる」ことを聞かされる→それはナイトローグさんの指示で言ったことでした→証言してもらうべく西都に向かう龍我→他の客の迷惑になるからと乗船拒否される→そこへ現れた戦兎が助けた母親が密航船のオーナー夫人だった
ってことになるよね。で、そこには“龍我を西都に行かせる”というナイトローグさんの意図がみえる。龍我が仮面ライダービルドと行動を共にしてることは知ってるわけだから、龍我と共にビルドも西都に行かせたかったのか、それとも龍我とビルドを別行動させたいのかはわからないけど、とにかく西都に行かせようとしてて、その手段として密航船のオーナー夫人をスマッシュ化した・・・ということなのかなぁ?。つまり今回の話はすべてナイトローグさんの計画に沿って進んでいるのだと。だとしたら龍我が向かう西都に(西都で)なにがあるのだろうか。
と言いたいところではありますが、脳筋ポンコツコンビで西都行きとか不安しかないぞ(笑)。

『ハロー張りネズミ』最終話

遺影俳優でお馴染み眞島秀和さんがさすがの仕事っぷりでした。この顔で英語を理解しててあんな暗号考えちゃうなんてときめくわー!。
そして最後に事務所を訪ねてきたのが道間慎っぽくってギャーーーーーン!!ってなりかけたけど歌い始めたら道間慎っぽさ皆無でホッとしました。やっぱ敵だわ(笑)。
事前に想像&期待してたものとはだいぶ違ったけど、週に一度俳優・森田剛を見ることができたこと、森田剛がメインだった回が素晴らしい出来だったこと、これだけで十分満足です。

『下北沢ダイハード 人生最悪の一日』第9話

ストーリー自体は可もなく不可もなくといったところだけどいかんせんタクヤ役の子が下手すぎて。舞台舐めてる崖っぷちアイドルという設定だから幽体離脱時はこんなもんだとしても覚醒したはずの本番舞台がボロクソに言われてた「好きだー(棒)」となんら違いがないんだもん。役者本人の技量がこんなもんだとしてもそこをなんとか“映像の力”で覚醒したように見せて欲しかった。全裸でトランクに入る神保さんのインパクトが全てだった初回の息子役をこのタクヤ役の子にやらせて今回のタクヤ役を吉沢亮くんにやらせるべきだったと思うんですよアミューズさん!。