『Re:リベンジ 欲望の果てに』第2話

初回の時点で思ってたんだけど、つい先日読んだ雫井脩介さんの「互換性の王子」という作品に設定が似てるんだよなー。主人公が突如自由を奪われ、半年後に解放されて、その間に勝手に退職メールを送られ、就くはずだったポジションを奪われ、同じ女を取り合…

『約束~16年目の真実~』第2話

葵は関係者だし香坂のバックに哲太演じる刑事部長がいることをおじさんこと課長は知ってそうだから、二人を捜査から外す(外した葵の手綱を香坂に握らせる)のは当然だし仕方がないことなのでしょうが、今も町に影を落とす16年前の連続殺人事件の模倣らしき…

古川 日出男『紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」』

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紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」作者:古川 日出男新潮社Amazon「平家物語」の現代語訳という超絶すばらしい作品を現代に残してくださった古川さんによる「紫式部日記」です。 私はその「紫式部日記」を読んだことがないので、この作品がどれぐらい、…

『滅相もない』

イントロダクションは紙芝居のような演出で、次の瞬間実写として「穴」を見せ、そして映像と演劇がシームレスに切り替わる本編と、この意欲的な画面作りに心底わくわくする。 時間の経過を持ち物(鞄の変化)で「見せる」演出とか、随所で個性というかセンス…

『くるり~誰が私と恋をした?~』第2話

記憶喪失の種類(という言い方でいいのかわからんけど)が違うし、ドラマとして描こうとしているところが全く違うから比べるほうが間違ってるとは思うんだけどさ、それでも毎朝自分が書いた日記を読むアンメットの杉咲花ちゃんを見てしまうと、やっぱりまこ…

『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ7「調達屋のブレーキ」

案外早く5人揃ったし、案外さらっとブンブンジャー入りしたなという感じだなー。調達屋として物語に存在してた玄蕃がブンブンジャーになると決めた理由、仲間が増えどんどんバクアゲていくブンブンジャーにこの先自分がサポートできることはなくなっていくと…

『Destiny』第2話

まさか白チルデンニット姿の安藤政信の映像を入手できる日がくるとは・・・・・・っ! と、ワナワナしながら文字通り前のめりになったんだけど、あんま似合ってねーな(笑)。 ていうか安藤政信とこんな出会い方をして偶然再会してプロポーズされるとか、こ…

『95』第2話

Qが仲間入りするまでで2話も使うとは思わなかったわ・・・。 初回の感想では今後に期待と書いたけど、初回にはそこそこあった焦燥感と疾走感がなくなってて、中川大志の存在をもってしても全編間延びしてる感じは否めず、期待メーターゼロになってしまった・…

『366日』第2話

一応2話も見たんだけど、妹が兄の付き合ってる相手に「兄と別れて」と要求する展開まで前クールと同じでますます既視感しかないなこれ。やりたい仕事とずっと好きだった男を天秤にかけて男を取るとか、今の価値観にあわなくないか?と思いかけたけど(妹に許…

『アンメット ある脳外科医の日記』

記憶を無くす云々ってのはもう食傷気味の設定なんではっきり言って期待してなかったというか、若葉くんはなんでこの作品、というか民放の連続ドラマというものに出演する気になったんだろう?という疑問にわたしなりの「答え」を見つけるという目的で録画予…

『ACMA:GAME』第2話

そもそもの疑問なんだけど、このゲームって命かけなきゃいけないんです?。 主人公にとって「初めてのゲーム」だった初回の「対マルコ戦」は、反社のぼっちゃんであるマルコが「命をかける」ことを要求したからそれに従った(のっかった)だけで、ゲームに勝…

『アンチヒーロー』第1話

いやあ・・・・・どうしよう、長谷川博己劇場すぎてお金払いたくて仕方がない。 弁護士の長谷川博己と検事の馬場徹がバチバチにやりあう舞台(法廷)のSS席に座れるならば毎回3万払いたい。 プラス栗原英雄が裁判長だったら5万払わせてほしいとなるところ。…

『光る君へ』第15回「おごれる者たち」

おなかすいたっつって公任さんちに押しかけて髭がボーボー伸びるまで居座り、道長に「お支えいたします」と言われ泣いた道兼が、次回どんな流れで誰に対して「汚れ仕事は、俺の役目だ」と言い切るのか、わたしのなかでもはや主人公は道兼よ。道長は道兼がま…

『季節のない街』第2話

いやあ・・・タツヤの目線で見ちゃったもんで、キッッッッッッッッッッッッツかったわ・・・・・・。 タツヤの場合は「弟」でわたしは「姉」という違いはあれど、わたしもざっくり言って「伝わらない」「わかってもらえない」側のこどもなんでめちゃめちゃキ…

『約束~16年目の真実~』

全体的に好きな感じの設定であり映像だし、なんといっても俺たちの岡部たかしが上司としても「おじさん」としても普通にかっこいい!。 普通にかっこいいがゆえに「真犯人」候補の筆頭だけど、細田くんは「ザ・謎の男」だし、森永くんも豹変してもおかしくな…

『Re:リベンジ 欲望の果てに』

心臓の病を抱え手術を受けたときと、母親が亡くなったとき、この時間の流れが明確ではなくてどちらが先のことなのかわかりませんが、とにかく赤楚くん演じる主人公は父親に病気を治してもらって(父親が手術をしてくれたと思ってて)、自分も医者になって同…

雫井 脩介『互換性の王子』

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互換性の王子作者:雫井 脩介文藝春秋Amazon 順風満帆な御曹司の前に突如現れ、入れ替わろうとした異母兄。 「奪われたものは、奪い返さなければ」という書かれた帯がついてるもんでサスペンスだろうと思ったし、読み始めてすぐ主人公(弟)が別荘の地下室に…

『くるり~誰が私と恋をした?~』

番宣等で頭にネット包帯装着しためるるが目を覚ますカットを目にしてて、どんないきさつで頭にネット被ることになるのだろうと思ってたんだけど、うさぎの着ぐるみに追いかけられて?逃げる途中で誰かに連絡しようとしていた?ところで風船が割れた音にびっ…

『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ6「シロとクロ」

いや日曜の朝からトイレの水ぶっかけんなよ・・・・・・ってのはそれとして、わたし今年も青かなと思ってたんだけど、シャーシロがビジネスクールであることが判明したからというわけではありませんが(いやそれもあるけど、あるけど!)青じゃなかった。 わ…

『Destiny』

女子高生広瀬アリスも厳しかったけど、このドラマの仲良し五人組大学生も相当キツイな(笑)。 これが現在四十代ならば若い役者にやらせるだろうけどどちらも現在は三十代で学生時代から十数年の時間経過であることに加えて、アリスのほうはゴードンが意識不…

『光る君へ』第14回「星落ちてなお」

道兼おまえというやつは・・・・・・・・・(クソデカため息) こうなってみると、なんでまひろの母親を殺しちゃったかなーと考えてしまうな。 だって殺人という行為がこれほど忌み嫌われてるんだぜ?そのことを貴族として生まれ育った道兼が知らないってこ…

『95』

わたしこの原作を結構前に読んだ記憶があるんだけど、なんか違和感あるなと思いつつ、初回は中川大志の圧勝であった。で、見終わったあと感想書いてないかな?と思って検索したら、書いてた!でかしたわたし!。 37歳のQが母校の生徒の取材を受けるという設…

『366日』

HYの「366日」を下敷き?モチーフ?にしたオリジナル脚本だということは知ってますが、その「366日」という曲は♪こわい~くら~い おぼえてい~る~ って曲でしょ?というぐらいしか知りません。歌詞はほぼ知らんってかそこしか知らん。なのでどんな感じの話…

阿津川 辰海『黄土館の殺人』

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黄土館の殺人 (講談社タイガ)作者:阿津川 辰海講談社Amazonクローズド・サークルとなった館を舞台とする紅蓮館、蒼海館に続くシリーズ作品であることは理解してましたが、このシリーズが「館四重奏」と名付けられていて、「地水火風」の四元素になぞらえて形…

『ACMA:GAME』

なんだかんだで最後まで見るとは思うけど、正直退屈な初回であった。 なんで退屈なのかは明白で、間宮祥太朗演じる主人公が冷静沈着キャラだから。 この手の話は顔には出さずとも心のなかはテンション高めの狂人主人公じゃないと白けちゃうんだよね、わたし…

『季節のない街』

山本周五郎の「季節のない街」も、それを黒澤明が映画化した「どですかでん」も、まったく知らずに見たわたしの初回感想。 深夜ドラマのスケールじゃねえぞ! マジでなにも知らずに録画予約を入れたんで(池松くん主演という情報だけが予約の理由)、濃密な…

『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ5「警察屋はくじけない」

軍平兄さんのイメージに引っ張られてか錠は大也たちより年上のつもりで見てたんで、「後輩キャラ」であることに驚いた。 そして警察官としてではなくISAとブンブンジャーの連絡係として関わることになったわけだから制服を脱ぐのは当然として、なんだその私…

黒川 博行『悪逆』

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悪逆作者:黒川 博行朝日新聞出版Amazon 詐欺や新興宗教で私腹を肥やす悪人たちから財産を奪い殺す連続強盗殺人事件を追う刑事たちを描く警察小説で、そこまではいつもの黒川作品なんだけど、今作の特徴はメインの刑事コンビが即席コンビ(捜査一課の刑事と所…

『光る君へ』第13回「進むべき道」

まひろが妾の話を断るタイミングを間違えたせいで道長は倫子様のモノになってしまいました というだけだった前回に続き、今回は三浦翔平と高畑充希の兄妹が登場というトピックがありつつ「兼家、ボケる(正気のタイミングで守るのは「家」だと道長に説く)」…

井上 真偽『ぎんなみ商店街の事件簿』

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ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編: Brother編作者:井上 真偽小学館Amazonぎんなみ商店街の事件簿 Sister編: Sister編作者:井上 真偽小学館AmazonBROTHER編(四兄弟)とSISTER編(三姉妹)ともにタイトル通り商店街で起きた3つの事件を推理して解決するんだ…