電気ベース&おとなの部活blog このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2009年06月10日  Bloggerに引っ越します! このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このたび、Bloggerに引っ越すことにしました。

最近、Twitterという「つぶやき」コミュニケーション・ツールにハマっておりまして、これを表示できるブログに替えたくなってしまったからです。

新しいブログ(タイトルは同じ)は以下です。

Blogger 電気ベース&おとなの部活blog

Hatenaのこのブログには、すでに相当量の記事が蓄積されていますので、特段の支障が生じない限り、ここも開店休業状態にしておきます。こちらにいただいたコメント等も折りに触れ拝見し、レスを書き込むつもりです。

今後ともよろしくお願いいたします。m(_ _)m

【追伸】いまや、Twitterに連携しないブログはないのですね。こちらのブログにもTwitter連携機能を追加しておきました。(2010.8.25)

2009年05月27日  食指動かん症候群

[] 食指動かん症候群

ベースアンプを売却しました。大切に扱っていたため、コンディションが非常に良く、買い主さんにも喜んでいただきましたが、送り出した後、もっと“喪失感”みたいのがあるかなと思ったら、そうでもありませんでした。

Beta-5 MinorinCTM以外の楽器を、まったく弾かなくなってしまいました。以前のメイン楽器(P-Project Pumps-5)も、ネック調整に成功したものの、ちゃんとした組み込みをしないまま、弦も張らずに放置されています。

山ほどあるペダルも、SlapperとMultiCompの二つに淘汰されました。

街中で時間が空くと、習慣のように楽器屋を覗くのですが、触ってみたいと思うような楽器はほとんどなく、たまに試奏して、かなりイイ音が出ても、数分で「ありがとね」と店を出てしまいます。

いやホントに、Beta-5 MinorinCTMより良い楽器は世の中にたくさんあるのに、手に取っても、まったく食指が動かないんですよ。

帰宅してBeta-5を弾くと、いつまででも弾いちゃう。驚きや感動はもうないけど、ひたすら気分が良い。

ここんとこレコーディングから遠ざかって、特異な音作りに腐心する機会がないからかもしれません。「健康」のレコーディング再開に、ちょうどいいタイミングなのかな?

2009年05月19日  移転ラッシュ

[] 移転ラッシュ

……と言っても、楽器メーカー2店ですが。

「Jiraud Bass Center」が世田谷区弦巻から目黒区青葉台へ移転。これまでは自宅からチャリンコで行けましたが、ずいぶん遠くなっちゃった。鉢山町とか、あのへんの大使館が並んでいるあたりなんで、最寄りは渋谷駅なんですが、急坂を上り続けなければならず、徒歩にはつらいロケーション。土地柄か、コイン・バークはベラボーな料金を取るらしいし……。

もう一つは、Atelier Zの「デイズ・コーポレーション」。6月から市ヶ谷に移るらしいのですが、これはうれしい。これまでは渋谷区西原だったんですが、幡ヶ谷と代々木上原のちょうど中間ぐらい、坂の中腹にあり、道もゴチャゴチャ入り組んでるので、電車でも、クルマでも、チャリンコでも、じつに行きづらい場所でした。

Jiraudはまあ、SlapperとHPMをすでに入手していることだし、ここでベースを買ったり、作ったり、改造したりはもうないでしょうから、遠くなったことで、いっそう足も遠のいてしまうでしょう。

デイズは、ここで作ったメイン楽器をこれからも末永く使い続けていくことになるし、いずれメンテやリペアも必要になるでしょうから、職場にも近い市ヶ谷に移ってくれたのは、願ったり叶ったりです。

結果的に、やでうでしや。(^o^)/

2009年05月16日  子育ては

[] 子育ては

子育ては、

の一字ですな。

なーに、大したことはない。ここからがスタート。

2009年05月14日  低音の滑舌

[] 低音の滑舌

水谷啓二さん率いる「K-FUNK」のライブに行ってきました。昨年1月にファースト・ライブがあり、セカンドは行けなかったので、小生にとっては2回目です。

一部が入れ替わった今回のメンバーは、水谷啓二(Alto Sax, Flute & Vocal)、鎌田一夫(Tenor Sax)、大高實(Guest Trombone)、HEYSKE(Keyboard)、平井光一(Guitar)、レイニーズ加藤(Bass) 、石川浩(Perc.)、高杉登(Drums)でした。

水谷さんのサックスは、ファーストの時とは比較にならないほどすばらしいものでした。もう完全に、お若い頃の技術を取り戻し、それに年相応の円熟と余裕を加えて、もはや向かうところ敵なし。

バンドについては、新たに加わったパーカッションが出色。それに触発されたのか、高杉さんのドラムも、これまたファーストを凌駕するすさまじい切れ味でした。老練な大高さんの“Silencio”も泣けましたね。

ただ一つ、首をかしげてしまったのはベース。音量は心臓発作を起こしそうなくらいバカでかいのに、音色があまりにもブーミーで、音程も、ラインも、ほとんど判別ができません。ベースで始まる1曲目のイントロも、ラスト曲のベース・ソロも、おんなじ音をブーブー鳴らし続けているようにしか聴こえなかった。

ファーストの鮫島秀樹さんのときもかなり低音が回っていましたので、あるいは小屋(原宿クロコダイル)の音響特性なのかもしれませんが、鮫島さんの「いかりや長介奏法」なんかは、その巧みさがちゃんと伝わってきていました。が、こんどのベースさんは、ネック寄りのフィンガー・ピッキングでも、ピックアップ上のそれでも、「いかりや」でも、出てくる音はひたすら「ぶわー!」。

いまどき、ここまで滑舌の悪いベースは、さすがにNGでしょ。(←プロをつかまえて、言うよねぇ〜!)

いやまぁ、そのぉ、ちょっと自信ついちゃったりしたもんですから。(^_^;)

2009年05月11日  嵐のように過ぎた週末

[] 米谷彩子ヴァイオリン・リサイタル

日曜日は、午前中に塾のテストを受けていた小6の長男を拾って、「博多天神」でラーメン食ったのち、四谷の紀尾井ホールへ。

「米谷彩子ヴァイオリン・リサイタル」

自由席なので、ちょっと早めに乗り込み、小生の好きな2階席最前列ど真ん中を確保。

米谷さんは、小生と同年代ぐらいの、鎌倉出身の中堅ヴァイオリニスト。小生の義父(元NHKアナウンサー)が、彼女の子供時代から何かと世話を焼いていたらしく、コンサートのたびにチケットを送ってくれるのですが、たまたま今回は都合がつかないということで、息子ともども恩恵に浴することになりました。

今回のプログラムは、シューベルト「華麗なるロンド/ロ短調」、ベートーヴェン「ヴァイオリンソナタ第10番/ト長調」、ペルト「フラトレス」、ファジャ「スペイン民謡組曲」、レスピーギ「ヴァイオリンソナタ/ロ短調」という、かなりマニアックなセレクション。ピアノ伴奏は寺島陸也氏。

円熟を感じさせる、とても良い演奏でした。

収穫はペルト。じつは小生、エストニア生まれのこの作曲家(存命中)を知りませんでした。パンフレット解説によると、「フラトレス」は1977年に作曲された代表作だそうですが、ナカナカすごい作品でした。モチーフの反復をベースに、楽器の特性を追究したさまざまな技巧が駆使されるのですが、和声が妙にシンプルかつ古典的なのが、じつに不思議。初演はクレーメルだったそうなので、クレーメル版の音源があれば聴いてみたいですね。

アンコール1曲目は「荒城の月」の変奏曲。こういうのは、ジャズ・ミュージシャンがやるのと並べて聴いてみたい。アンコール2曲目は得意演目(?)のバッハ無伴奏ヴァイオリン・パルティータ。彼女にとってはまさに余興レベルなのでしょう。プロはすごいね。

コンサートの後、息子と1時間ほど卓球をやり、「てけてけ」で焼き鳥を食って帰宅しました。

終わり良ければすべて良し。疲れたけど、イイ週末になりました。(^_^;)

[] Hearty Party ライブに乱入

土曜日も、まるまる日中、ちょっと厄介な仕事を片付けていました。

その後、19時頃から、楽器を持って三軒茶屋に突撃。「グレープフルーツ・ムーン」という小屋で、ギタリストShinちゃん率いる女性ボーカル・バンド“Hearty Party”がライブをやるので、わが“Jam Bay”も数曲演奏することになっていたんです。ほかにセッション・バンドの演奏もありました。

“Hearty Party”の皆さんとは、先日、自宅近くのスタジオでリハをしているところにお邪魔して顔見知りになっていましたし、セッション・バンドの人も、4月の“Jam Bay”ライブに来ていただいたりした方たちなので、とてもアットホームなムード。

“Jam Bay”は、事前リハ無し、当日リハ無し、サウンドチェックすら無しの、まさに飛び入り出演で、PAの音作りも全然小生の好みではありませんでしたが、ベース・ソロとか、いつもより長く弾きたくなっちゃったりして、なんかテキトーに好き放題やっちゃいました。(^_^;)

でも、ああいう肩の力の抜けた演奏も、けっこう良いものですね。なにしろ楽しめました。

その後の飲み会も楽しかったし。

前日の後味の悪さがものの見事に吹っ飛んじゃった。持つべきものは良き趣味、良き友であります。

[] 後味悪い飲み会

3年に一度のペースで巡ってくる職場の権力闘争。

いろいろな思惑や、ときには怪文書が飛び交うなど、熱いバトルが展開されるので、ある種のイベントとして小生、けっこう楽しんでいるのですが……。

まァ、それに絡む飲み会があったわけです。いちおう小生も旗幟鮮明にして参加しましたよ。

一次会はよかった。そこそこ建設的な意見交換もできた。

しかし、二次会がねェ。先に帰った同僚を、突如、口をきわめて罵り始める人が出ちゃいまして……。さっきまでニコニコ談笑していた相手を、それこそ人格否定の領域まで。

酒に弱いだけなのか、意図的なのかはわかりませんが、一同、ドン引き。とくに、罵られた人と最も近しい間柄にある小生、罵詈雑言それ自体には別に動揺もしませんでしたが、同席のみんなが困らないようにするにはどうリアクションすればいいかを考えなきゃならなくなり、好物のギムレットが途端にまずくなった。

アラカン(=around還暦)のオッサンが巻き起こした“コップのなかの嵐”。

迷惑千万。

2009年05月03日  巨星落つ

[] シャルあっぱれ

世界卓球を見ていました。女子ダブルス日本対ドイツ。

何セット目でしたか、日本が打った球が相手コートのエッジをかすり、福原・平野がすぐに手を挙げて「すみません」の意思表示をしました。ところが審判はアウトの判定で、日本ペアが控えめにアピールするも覆りません。すると、ドイツのエルケ・シャル選手がスコア・ボードにつかつかと歩み寄り、涼しい顔で日本側のカードをめくり、1ポイントを入れた(あるいはドイツ側のポイントを戻した?)のです。

判定は覆り、日本側のポイントとなりました。

シャル選手、じつにあっぱれなアスリートです。

小生、サッカーに食指が動かない理由の一つに、地面に転がって相手の反則を大袈裟にアピールする選手が多いことがあります。ホントに痛いのなら仕方ありませんが、明らかにそうでないのがほとんどでしょう?

誤審で点をもらうのは、五千円札を出したら8,950円のお釣りがきたようなもの。「ラッキ〜!」とばかり平気で財布に収めたり、五千円札を出したのに「一万円札を出したんだぞ!」と食ってかかるような根性が垣間見られるスポーツは興醒めです。

さすがはかつての盟友ドイツ、……などとやや不穏当な感慨を覚えてしまったりもします。

[] 巨星落つ

弘願院釋登顕という法名で一昨年末に鬼籍に入った親友は、キヨシローが大好きでした。

●「愛し合ってるかーい?」に相当する決まり文句は「みんなぁ、デンキぃ〜?」だった。

●どんなに失笑を買っても、キヨシロー風MCをやめなかった。

●「雨あがりの夜空に」に触発されて、「天下りのモスラに」という迷曲をつくった。

●“キヨシロー・ジャンプ”とミニ・シンセを抱えての客席乱入が十八番だった。

小生は別にファンではありませんでしたが、「もうあっちに行かないと聴けないライブ」がまた一つ増え、自分の回りで輝いていた光がポツン、ポツンと消えていくような寂しさを覚えます。

ヤツは喜んでるかもしれませんが……。(合掌)

2009年05月01日  卓球チョッパー

[] 卓球チョッパー

D

小4の次男が学校で卓球部に入ったとかで、このところしばしば卓球場に付き合わされています。

じつは小生、中学・高校と卓球部に所属していましたが、筋トレ嫌い、精神主義嫌いで少しも身が入らず、部活ではないオーケストラやバンド活動にいそしんでいたため、ヨワヨワ幽霊部員に終わった情けない経歴の持ち主です。

でも、新入部員の頃はそこそこやる気があって、自分のプレイ・スタイルを選ぶときはけっこうワクワクしたものです。

卓球の戦型には、大別して、前陣速攻型、ドライブ主戦型、カット主戦型の3種があります。他の部員がみな前二者のいずれかを選ぶなか、なぜか小生だけは迷わずカット主戦型に名乗りを上げ、先輩にも同級生にも「えぇーっ?」と驚かれた記憶があります。

カット主戦型は、相手の打球に逆回転(バックスピン)をかけてフワーリと返す打ち方を多用して相手のミスを誘いつつ、甘い球が来たらやおら反撃に転ずるという、非常に特殊な戦型です。台の後方に立つので前後左右に素早いフットワークが要求される上に、守備主体で効率が悪い。いかにもソンな感じのスタイルで、これで世界の頂点に立つのはきわめてむずかしいといわれています。

ソンで、地味で、不利なのはわかっていて、あえてこのスタイルを選ぶのは、やはりその人にどこかアマノジャクなところがあるからなのでしょう。教則本には「どんなカットも必ずスマッシュされる。しかし、どんなスマッシュでも返せないカットはない」みたいなことが書かれていたのを憶えています。うーむ、アマノジャクだなあ……。

息子たちがラケットを買ってくれとせがむので、製品をはじめ、最近の卓球事情全般をネットで調べてみました。なにせ小生の卓球知識は、台は緑便(尾籠失礼!)、ユニフォームは鼻血みたいな色しかなく、1セット21ポイント制だった時代のものですので。

Wikipediaで卓球の戦型を調べていたら、カット主戦型の項目にこんな記述がありました。「カットは和製英語であり、英語では"chop"(チョップ)といい、カットマンを"chopper"(チョッパー)という。」

おー、これは知らなんだ。要するに、手刀を落とすような腕の動きをチョップと呼んでいるわけで、これはつまりアレだ、ベースのチョッパー奏法とおんなじだ。

D

ただ手刀を落とすだけでなく、ボール(=弦)をヒットする瞬間に手首のスナップを効かせて強烈な逆回転をかける(=爆裂音を出す)ところまで、ホントによく似ています。

ベースの場合は逆に“チョッパー”が和製英語だと言われているけど、案外そうでもなくて、卓球にルーツがあったりするのかもしれません。ヘリコプターも“チョッパー”だけど、イメージは卓球のカットの方が近いよね。

もう一つ思い出したこと。

当時、卓球部に入った同級生で、小生と同業者になった者が二人います。いちばん早く職を得て、ブッチギリのスピードで最高の職位に昇りつめたのは前陣速攻型のI君でした。カット主戦型の小生は2番目に早く職を得ましたが、昇進という点では、小生よりだいぶ遅れて職を得たドライブ主戦型のM君にたちまち追い越され、結局、小生はビリでゴールイン。

習い始めのカットマンはフットワークに難があるので、ツッツキやショートで前後に揺さぶってくる前陣選手にはなかなか勝てませんが、逆回転ボールに慣れていないドライブ選手は勝手にミスをしてくれます。が、ドライブ選手もすぐに上達して逆回転ボールをバシバシ打ち返してくるようになるので、ある程度のレベル以上になると途端に勝てなくなるというのが、素人カットマンの多くが辿る道です。

卓球の戦型は、その人の性格や生き方をも映すのでしょうか。

卓球でも人生でもビリだったけど、オイラのチョッパー・ベースは、ちょとスゴいぜ!(負け惜しみだけどね……)

2009年04月30日  ベンチの即身仏

[] ベンチの即身仏

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仕事は休みなのに、子供たちは学校。穏やかな晴天。……こんな日はめったにありません。

前々から一度やってみたいと思っていたこと。公園でベースの練習をする、……ってのをやってみました。

涼しいそよ風の吹く木陰で2時間ほど、iPodの「日々の練習」プレイリストからランダムに流れる楽曲に合わせて弾き続けました。ヘッドホンなので周囲に大きな音が響くわけではありませんが、それなりに人目のある場所で楽器を弾くのは良い練習になります。

まあ、目立つことをやっていますので、通りかかる人は一様にこちらに目をやりますが、ジロジロ見たり立ち止まったりする人はなく、むしろ努めて平静を装っている(?)感じの人が多いのはおもしろかったですね。

でも、ちょっと気になる人が一人だけいました。

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小生が練習を始める前から近くのベンチに座っていたこの男性は、背筋を伸ばし、目を閉じて、瞑想にでも耽っているのでしょうか。浅黒い肌に丸メガネの坊主頭は、マハトマ・ガンジーか即身仏かといった風情です。

いやこれがホントに、2時間以上もの間、微動だにしないのです。あんまり動かないので心配になってきましたが、背筋がピン!なので声をかけるわけにもいきません。

……と、突然、この男性がすっくと立ち上がりました。

「ああ、生きてるんだ」ホッとする間もなく、彼は小生の目の前をゆっくりと横切って行ったかと思うと、少し離れた別のベンチに腰掛け、再び即身仏と化したのでした。

彼が離れたベンチの方を見ると、2時間前には差していなかった日の光が強く当たっています。どうやら太陽高度が変わり、日が差して暑くなったために、場所を移動されたようです。

なーむー。(-_-;)

2009年04月27日  イントネーション

[] イントネーション

楽器業界(?)の人々が当たり前のように使っているので、いまさら恥ずかしくて聞くこともできず、つい最近まで意味がよくわからなかった用語に“イントネーション”があります。

「先生」を、関東の人は“せんせー”と平板に、関西の人は“「せ」んせ”と第一音節にアクセントを置いて発音するとか、そういう使い方しか知りませんでしたので。

弦楽器の世界でいう“イントネーション”は、すべてのフレット上でできるだけ正確な音程(ピッチ)が確保できるよう、ブリッジのサドルを前後させて調整を行うことを指すようです。

ギターやベースのネックは、ヘッドからブリッジへ向かって幅が広くなっていく形状をもち(極端にいえば弦が放射状に伸びている)、指板と弦との間にも一定の距離があるので、完全に正確なピッチを確保することは物理的に不可能です。だから“できるだけ正確に”なるよう、ある意味ゴマカしながら調整しておくことが必要なんですね。

一般的には、各弦ごとに、開放弦の1オクターブ上(12フレット)位置の実音とハーモニクス音のピッチが一致するよう、ブリッジのサドルを前後させるのですが、実際には12フレット位置を合わせただけでは済まない場合が多い。ロー・ポジションやハイ・ポジションで、実音どうしのオクターブが干渉したり、5度の和音がきれいに響かなかったりすることがあるからです。

楽器ごとの個体差やクセもかなりあるので、いろんなポジションで弾いてみながら、使用頻度の高い位置での音の響きに最も違和感が少なくなるよう、試行錯誤と妥協を重ねながら調整するしかないんですね。

楽器工房によっては“○○・マジック・チューニング”とか、特殊な技法をウリにしているところがあるようですが、その工房で作った小生のベースは、納品時、イントネーションがかなり甘かったので、悪いけどあんまり当てにならないと思っています。とくに、できたての楽器は、刻一刻コンディションが変わっていくので、結局はオーナーがこまめにケアする以外にないんでしょうね。

一度調整したら、弦を交換するときにも、できるだけサドルの位置や高さが変わらないよう注意しているのですが、長期間弾き続けていると、ネジ部分が少しずつ少しずつ、微妙に動いていくようです。

で、半年ぶりぐらいにイントネーション調整をしました。びっくりするほど狂ってましたね(苦笑)。狂ったままライブやってますた(誤爆)。

いちど決めたものをコロコロ変えるのが嫌いな性分だけど、これからはもう少しこまめに調整するようにしないとなあ……。

とりあえず、次に弦を張り替えるときには、もう一度じっくり取り組んでみることにします。

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