3.11

ケーキ

あれから1年経ってしまった。
長かったような、あっという間だったような。


3.11、ワタシのお誕生日でもある。
歳を重ねることができるのは、本当にありがたいこと。


ワタシの誕生日をワタシ以上に何日も前から楽しみにしていた人がいる。
次男坊、ゆんゆんだ。
「あと○日寝たらママのお誕生日だね〜」
などと指折り数えていたのだが、今日になって理由がわかった。
誕生日=ケーキ
ゆんゆんはケーキ目当てに楽しみにしていたのだった。


朝から「いつケーキを作るの?」と聞いてきた。
自分の為にケーキを焼く予定はないと言うと
「じゃあ、買えばいいね!」とへこたれない。


というわけで、恥ずかしながらプレート付きで買っていただいた。
シャトレーゼの「イチゴのデコレーションケーキ」。
隣のカットケーキはけいけい用。
シャトレーゼさんには「小麦・卵・乳不使用のショートケーキ」がある。
冷凍なので、数日先に食べるケーキを買うことも可能。
店頭にない場合は店内の冷凍庫にある場合もあり、また在庫を切らしていて手に入らない時もあるが、
今日は山積みだった。


ムスコたちはプレゼントを用意してくれていた。
けいけいは手製のマンガ。
ゆんゆんはお手紙・・みたいなもの。


14時46分、家族みんな、手を合わせ震災による犠牲者の冥福を祈った。
黙とう。

お弁当P

幼稚園年度末の大きなイベント『お弁当パーティー』。
パンやごはんといった主食となるものを12個ずつ持ち寄って、皆で食べるという親には不評な行事。
去年まではアレルギーっ子のけいけいが、ほかの子のお弁当を食べられないという理由で
3個ずつ4種類を作って持って行っていたが、今年は1種類でOK!


何にしようか迷って、『中華風おこわ』に。

たけのこ、豚肉、にんじん、まいたけ入り。


予約で炊くわけにいかないので、朝5時に起きてセットして炊飯。
炊けたら小さめのおにぎりにして、冷まして、1個ずつラッピング。


親は大変だけど、子供たちはとっても楽しみにしているみたい。
帰ってきたゆんゆん、チーズの入ったパンだとか、モンスターボールのおにぎり(?)だとか、
たくさん食べてきたらしい。

スイミング初日

ゆんゆん

けいけいは副鼻腔炎で3か月お休みしてたところ、めでたく今日から復帰。
ゆんゆんはレッスン初日。


ゆんゆんをお迎えに行ったらそのままスイミングに行くので、それまでに晩御飯を作っておかねばならず、バタバタとしていたら電話が鳴った。
出てみると、学校の担任。
怪我?発熱?どっち???
と身構えたら


『けいけいくんのズボンのおしりが破れて、今体操服を着ているのですけど、寒いと思うので可能でしたら長ズボンを持ってきてもらえないでしょうか』とのこと。
おー、予想外。


これから体育の授業だというので、すぐに学校へ行って誰もいない教室に忍び込んでズボンを机に置いて帰った。
破れたであろうズボンを持ち帰り、家で見てみると。

おう!
安かろう悪かろう。
ズボンは丈夫なものを。


思わぬ雑用が入ってしまったので、大急ぎで煮込みハンバーグを作り、ごはんをセットして、お風呂を洗って、短縮日課で早帰りのけいけいを待って一緒にお迎えに行ってスイミングへ。


ゆんゆんは今日も楽しかった模様。
久々で緊張気味だったけいけいもどうやら無事泳いでいたようだ。

そなエリア

地元の中学校区青少年育成委員というところが主催した
「おやこ防災体験会」にけいけいとふたりで参加。
以前から気になっていた「そなエリア東京」。
ここでは東京臨海広域防災公園内の防災体験学習施設で、
直下型の地震が起きたら、その後生死を分けるといわれる72時間をどう生き延びるかを体験&学習するというツアーに参加できる。


ツアーは入口でDSを貸してもらい(持参もOK)、説明を受け、エレベーターに乗せられるが、
そこでツアー客は被災する。
エレベーターを降りると照明は無く、非常灯を頼りに屋外(という設定の屋内)に出る。
めちゃくちゃに壊れた街並みを再現したジオラマの中を、DSの指示にしたがって歩く。
指示された場所に着くとクイズが出され、正解すると次の場所へ。


そしてゴールにたどり着くと「あなたの72時間の生存力」が出る。
ワタシ80ポイント、けいけい60ポイント。


ここは実際災害があった時の防災拠点となる公園で、
緊急災害現地対策本部が設置されるオペレーションルーム(本物)があったり、
ヘリポートがあったりする。


けいけいが一番印象に残ったのは、ツアーの後観た「東京マグニチュード8.0」というアニメ。
もともと民放で放送されていた11話のアニメらしい。
ここで見たのは短編に構成されていたのだが、これは全話見せたいなーという内容。


帰るとき、
地震がこんなに怖いものだと思ってなかった」
と言ったけいけい。
連れて行った甲斐もあったようだ。


施設の人が言っていた。
「買えない防災グッズで必ず用意してほしいものがあります。
それは家族の写真。
もしも分かれ分かれになった時に家族を探すのに役立ちます」


たしかに。
「背がこのくらいで髪の毛がこんな感じの男の子知りませんか」
と言うより伝えやすいだろう。
そんな事態は考えたくもないことだけれど。


団体客が多かったが、個人でも大丈夫。
そなエリア東京、一度は行くべし。

体験会

手前3人目白帽子がゆんゆん

ゆんゆん、スイミングの体験会に参加。
スイミングは学年ではなく年齢別に分けているので、
3歳児のクラスに入った。
3歳11か月のゆんゆん。
体験会を受けた子供たちのなかでいちばんのお兄さん。


幼稚園では何をやらせても遅く、なかなかできなくて泣いてしまうこともあるゆんゆんが、
実にイキイキとレッスンを受けていた。


副鼻腔炎で休会中のけいけいも、先日やっと耳鼻科のOKが出て、
兄弟そろって3月から復帰&デビューの予定。

金曜日、ゆんゆんとけいけい、それぞれ幼稚園と学校を休ませてスキーに行った。
新潟県の越後湯沢「ナスパスキーガーデン」。
朝6時出。
滑り出しは10時半くらい。


ナスパはボード滑走禁止で、初心者コースが充実。
宿泊先ののナスパニューオータニもゲレンデと直結していて快適。


リフトで一番高いところまで行っても初心者コースで下りてこられる。
初心者コースといっても一部中級コースくらいの傾斜もあり、ウェーブコースあり。
でもけいけいはワタシを追い抜くくらいの勢いでガンガン滑った。


「ハの字」も「止まること」もできないゆんゆんも当然のようにスキーをはいて、リフトに乗った。
そしてワタシかダンナがゆんゆんと二人羽織状態で下りてくる。
「ハの字」を教えようとしても「ヤダ。」
滑るうちだんだん体重を預けてきて重いので「自分の足で立って」と言っても「ヤダ。」
腰にきた・・・。


けいけいはワタシとリフトの営業終了16時半まですべって、
ホテルに戻り、お風呂に入って、夜ご飯はブッフェ。
お料理もとっても良かった。
けいけいの食べられるものも結構あったし。


初日は晴れてスキーもとっても楽しめたのだが、
翌日は朝から吹雪。
うちのクルマもおにぎりみたいになってしまって、
駐車場から探し出すだけでもたいへん。
雪下ろししてエンジン温めて、出られるようになるまで40分はかかったか。

ウチのクルマ。
虫みたいでかわいい。


今シーズンのスキーは終わりかな

参観

miosnest2012-02-16

ゆんゆんの参観だった。
オープン参観といって、1日を通していつ見に行っても良い参観。


ゆんゆんは『ずっといてね』と言う。
朝、ゆんゆんを送って一旦帰宅し台所を片付けて、また幼稚園にとって返した。


年少組最後の参観。
ワタシが行くとゆんゆんは粘土で何やら制作中。


参観の時は何かと見せ場が用意されている。
今回は『オーケストラ』なる『合奏(打楽器のみ)』と『歌』だ。


お弁当の後ホールで披露。
ちゃんと並んで舞台に上がり、誰ひとりぐずることなく先生のピアノに合わせて歌をうたい、次は各々手に持っている楽器で演奏する。


4月、入園の写真を撮るために並ぶだけでも大変だった子たちが、今や整然と並び、上手に楽器を演奏。


なんて大きくなったのだろう。
そう思っただけで、何だか感動して目頭が熱くなってしまったのだった。


この1年でずいぶん成長したゆんゆん。
実際背だって伸びた。
9月から、ほぼ4センチも!


ズボンがつんつるてんになるわけだ。


幼稚園の生活にかなり慣れた様子のゆんゆんに見うけられたが、お弁当の片付けや、お帰りの準備は、実にマイペース。


よそのお母さんに愛想ふりまいて、話し込んでいたり、お友だちとおしゃべりして手が動いてなかったり。


『先生がゆんゆんに怒るの』
とは、こういうわけなのねとひどく納得。