禁断のお菓子作り

アメリカにはおいしいケーキが少ない。そのためずっと物足りない思いをしていたのだが、いい加減ケーキを思う存分食べたいと思い立ち、周りの友人がお菓子作りしているという影響もあって、ついに禁断のお菓子作りへ足を踏み入れた。
まずケーキ作りのための道具を買出しに、Sur La Tableというキッチン用品店へ。ここはお洒落なキッチン用品が揃っており、日本製やスイス製のものまでわりと幅広く置いている。我が家にはお菓子作りの道具は一切ないため、一から道具を揃えなければならず、思ったよりも初期投資がかかってしまった。これはもう引き返せない……

今回作ったのは初心者にも超簡単チーズケーキ。まず最初に市販のクッキーを粉々にしバターに浸して型の底へ敷き詰める。次に、クリームチーズ・生クリーム・レモン汁・砂糖を少しずつ合わせながら滑らかになるまでかき混ぜる。それらが完全に混ざったら、最初のクッキー型に流し込み、170度のオーブンで40分ほど焼くという手順。

こうやって書くと簡単簡単と思うのだが、実際にやってみると計量やかき混ぜる作業が面倒臭く、途中「ケーキ作りって何が楽しいんだろ…」と自問自答しながらの作業になった。自宅のオーブンも今まで一度も使ったことがないため使い方が分からず、温度変換も夫まかせ…(一人で作るのが苦痛で無理やり夫にも参加してもらった)

お菓子作りって根気がいるんだな…
紆余曲折あったものの、一応チーズケーキは完成した。オーブンシートを省略したので型からうまく外れず、中央が焦げてしまったので見た目はいまいちだが味はまあまあ美味しかった。でもレモン汁が多かったのか酸味が強すぎたので次回(あるのか?!)はもう少し減らしてみよう。

一人でチーズケーキをむさぼり食べる夢は叶ったけど、太らないように気をつけないとな〜