放射能被ばくを逃れるため、移住されたみなさんと、ミカン狩りに

11月23日、晴天の祭日に、日生漁港沖の鹿久居島にミカン狩りにいきました。この島は、かつて原発立地の候補地になった島です。日生漁民たちの反対運動で阻止できた島ということで、知人の山本さん夫婦がミカン園を経営されています。数軒しか住んでいませんが、のどかな島です。ボランティアのヨコハチさんの呼びかけで母子避難者や夫婦で移住された方など45人が集まりました。山本さんの船で島に渡り、分校跡地の広場にゴザを広げ、ミカン狩りをしたり、一緒にお弁当を食べて、懇談しました。移住者にとって、まずは住まいの問題、そして仕事、保育所、学校など、課題が多く東京近郊の都会から来られている方が多いので、学校の征服にびっくり、給食も不安があるなど、子供をなんとしても放射能被害から守りたい母親の必死さが交流されました。避難者同士ではないとわからない問題も多く、交流したい要求がいかに強いかもわかりました。ヨコハチさんと、また企画しましょうとと相談しています。