冬のコーンチャウダー
コーンチャウダー、、、って言ってしまっていい、、、かな(^^?
料理のタイトルを付けるのに少し迷いました。
”具だくさん”と言ってもコーンと、ねぎが2種類。牛乳は使っているけれど今回は生クリームも無しで、わりとあっさりめ。
チャウダーはアメリカ発祥の料理(スープ)で、ウィキペディアによりますと、
「一口にチャウダーと言っても、移民元の国によって具材や味付けが異なる。」
そうですので、今回はわかりやすくチャウダーと命名させていただきます。
チャウダーの語源は諸説あるようですが、私はチャウダーというと
「それ一皿で食事にもなるような具だくさんの、また食事のように噛んでいただく汁物」という認識というかイメージがあります。
生まれて初めて行った海外で、そこはアメリカ ワシントン州のシアトルだったのですが、
ピュージェットサウンドという湾があって、夏にそこでクラムチャウダーを食べた思い出があります。
クラッカーが5枚くらい入った小袋が1袋添えられていて、別々に食べたらホストファミリーやら周りの人が、
「こうして食べるんだよ」と、
おもむろにクラッカーを砕いてクラムチャウダーに入れて混ぜて食べました。
へぇ〜〜〜と思ったけど、以来そうして食べている(笑)
そして今でもクラッカーはクラムチャウダーに付いていて、(アメリカでは)みんなもそうして食べている、、、
日本ではクラッカー付いている?
温かいスープでこっくりとクリーミー、具だくさんなので冬のイメージですが、
クラム(あさり)の旬は夏ですね。クラムは二枚貝という意味なので、蛤だとすると春、でしょうか、、、
私は蛤のイメージが強いです。それともアメリカのあさりが大きかったのかな^^
サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフでは、名物のサワードゥ(サワー種)のパンをくり抜いて
その中にクラムチャウダーを入れて出してくれるお店がありました。
その時はクラッカーは付いてなくて、くり抜いたパンがフタのように乗っていましたっけ。
クリームコーン缶 1缶(410g)
玉ねぎ(粗みじん切り) 中玉・半分
宮ねぎ 1/2本
(長ねぎで代用可1本)
にんにく(みじん切り) 1かけ
水 100cc
牛乳 600cc
塩 適宜
黒こしょう(できれば挽きたてのもの) 適宜
《作り方》
1.宮ねぎは1cm幅の輪切りにする。たまたま手に入りましたが、長ねぎや、下仁田ネギなどでも代用可。
2.鍋に玉ねぎ、宮ねぎ、にんにくとほんの少しの塩を入れ、分量の水を加えて柔らかくなるまで煮る。
3.2の鍋にコーン缶、牛乳を加えて、沸騰させないように煮る。最後に塩味を調えて、黒コショウはたっぷりめに加えて出来上がり。
《コツ・ポイント・etc.,etc,,,》
・工程2.で塩を少し入れて煮ると、具に塩味がついて全体的にまとまります。
よく火を通すことでねぎの甘みが出てきます。
・牛乳は沸騰させないように。
そして、低脂肪、特濃など色々ありますが、お好みの濃度のものをお使いください。
いつも使っている物でOKです。
・たまたま「宮ねぎ」(栃木産)が売っていました。珍しい!(珍しい物好きっ!)
だから今回使用したのですが、長ねぎで代用できます。
長ねぎは1本入れても大丈夫。太いプリプリした物を選んでくださいね。
・使ったコーンクリーム缶は、ある程度下味が付いています。缶のラベルをみると塩と砂糖(!)が
入っていました。
メーカーによって違うと思いますので、塩味は加減してください。
コンソメなど使わなくても野菜のハーモニーでとても美味しくまとまります。
・カレーやシチューのように、時間がたった方がある程度なじんで美味しいです。
昼に作って夜食べる、夜に作っておいて朝食べることも出来ます。
もちろん出来たてだって美味しいデス♪