美味しいものと至福のひととき

世界中で食べた美味しいものにまつわるお話、レシピetc

ポークソテー りんごと玉ねぎのソース

ええ〜っ、リンゴぉ!?と驚かないでください。意外や意外とっても合うのです。ぜひ作ってみてね♪
写真に胡椒のようにポツポツと見えるのは、タイム(ハーブ)です。

《2人分》

豚ロース肉(1〜1.5cm厚くらいのもの)2枚
タイム(乾燥)       少々
りんご           1個
玉ねぎ         中玉 1/2個分
りんご酢         50cc
水             100cc
砂糖           小さじ1/3
クミンシード       小さじ1/3
塩            小さじ1/3〜適宜
コショウ(できれば挽きたてのもの) 適宜
                  





《作り方》
1.豚肉にタイムと塩、コショウ少々(分量外)を擦り込む。焼いた時に反りかえらないよう赤身と脂の間の筋を切る。

2.玉ねぎは5mm幅くらいのスライスにする。林檎は縦に10等分し、芯を除き、さらに横に2等分に切る。

3.フライパンに薄く油(分量外)をひき、肉を両面焼く。焼けたらいったん取り出しておく。
 同じフライパンで玉ねぎを焦がさないように炒める。

4.3に、りんご酢と水、砂糖、クミンシード、塩、コショウ、林檎を入れ、フタをして中火で5分ほど煮る。

5.汁気が少し残り、林檎に火が通っていたら、焼いておいた豚肉をフライパンに戻して
 肉が温まったら火から下ろす。

6.盛り付けは、お皿に先に肉を乗せ、上から林檎、玉ねぎ、ソースをかけて出来上がり♪
 熱いうちにいただきましょう。


《コツ・ポイント・etc.,etc,,,》

・ドライタイム(乾燥のハーブ)が良い仕事をします。少量ですが、省かないで下さい。
なじみの無い方は、肉の片面にほんの少し使用してみてください。
あまり使い過ぎてもハーブが勝ってしまうのですが、まずは少量からトライ!
私は、主人が料理に使うハーブにはなじみが無いので、主人も安心して食べられるように^^、片面に2つまみ位を塗しました。

・クミンシードも省かないでくださいね。クミンはカレーにも使えますので、常備しても大丈夫!
 シード(種状、というか種)が無かったらクミンパウダーでもOK。クミンパウダーを使う場合は、瓶から2〜3振りくらいでしょう  か、、、
”これから買います”という方はシードを是非。シードなら、挽けばパウダーになるからです。

・リンゴは今回フジ(多分)を使いました。(たくさん頂いたのです♪有難いです♪)
 どんな種類でも合うと思います。紅玉など酸っぱい物よりは普通のリンゴの方が合います。柔らかくても形が残るように煮てください。

・リンゴ酢ですが、ドリンクタイプの物、砂糖が添加されている物等、いろいろあると思いますが、それだけで十分甘いものはレシピの中の砂糖を省いて下さい。
 私はオーガニックの林檎を使った無添加、無濾過の自然発酵のリンゴ酢を使っています。こちらは甘みは無いです。

・工程3でお肉を焼いた後、あまりにも脂が出たらキッチンペーパーなどで軽く拭き取ってください。脂が多いと出来上がりの味に影響してしまいます。

・厚切りの豚肉が手に入りにくかったら、薄切りのロース肉でも美味しく出来ます。(今回の厚切り肉は茨城の銘柄豚を使用しました。)
 近所にスーパーマーケットが2ヶ所あるのですが、いつでも厚切り肉を置いてなくて、試しに薄切りで作ってみたら美味しかったです。
                     その時の写真が↓こちらです。
                     
この時は玉ねぎを薄く切りませんでしたが、味のなじみや口当たりを考え薄い方が良いと思いました。
薄切りロース肉は、一人あたり4枚です。パックに入っているのをそのまま形を崩さずに焼きます。そうするとお皿に盛った時にきれいですよ。

大きなハムの塊がお家にあったら、豚ロース肉をハムに替えて「ハムステーキ リンゴと玉ねぎのソース」にしても美味しいと思います^^