三条市の高城へ(10月11日)。
築城者は、長尾豊景と言われております(1426年)。
長尾豊景っても、知りません。
初耳です。
ちなみに看板によると、
「5代目城主である長尾藤景は、川中島の戦いの際に上杉謙信の危急を救ったが、酒宴の席で度々このことを持ち出し謙信に殺された。」
と記載されておりました。
これって確かな話なんかい?
これが正しいとすると、口は災いの元と言いますか、自慢するのも程々にしておけばいいのに…と思いまするな。
まぁ、こういう人いますわな。
酔うと自慢話ばかりしたり、同じことばっかり言う輩。
自分も気を付けまひょ(笑)。
高城には、麓の長禅寺から登ります。
山門を通り過ぎ、左手に曲がると、登山口の標識があります。
今朝方まで雨が降っていたせいか、地面がツルツル。
慎重に登ることが寛容かと思いまする。
城跡までは歩いて50分ほどです。
また、緩やかな尾根沿いもありますが、急な坂もありますので、軽い登山といった感じであります。
ヒメサユリの群生地ということで、保護のためにも遊歩道を外れて歩くのは慎まなければなりません。
途中、ヒメサユリや高城に関する短歌があり、楽しむことができます。
また、至る所に亥(猪)侵入を防ぐロープや仕掛けがありました。
そこには、一旦停止ではなく、亥旦停止と表記されてました。
こういうシャレっ気、好きです(笑)。
それから「五つの約束」の看板。
頭文字が「ヒメサユリ」になってる。
ん〜、なかなか面白い。
本丸直前に、大規模な空掘があります。
ん〜、いかにも上杉軍らしいV字型の空掘。
毎度のことですが、石垣は使われていないようですなぁ。
本丸跡は、比較的広くなっており、山小屋もあります。
何とこの山小屋、床がフローリングです。
無人の山小屋で、こんな立派なのは見たことありません。
トイレ完備。
地元の保存会の方々の意気込みが伝わってきました。
この後、下山しましたが遊歩道はまだまだ続きまして袴腰山まで続いているので、登山好きな人はどうぞ。
それにしても、空気が美味しく自然豊かな山城でございました。
亥を防ぐロープと仕掛け
一旦停止ではなく亥旦停止
五つの約束(絶対守るべし)
空堀
本丸跡
2代目城主 長尾景久
高城縄張図
「高城の姫の化身かひめさゆり」