あるがままに。

mirefugio2016-01-03

あるがままに
いきるということは
とてもむずかしい。


ひとは
それぞれに
表現者であり


スタートラインは
おなじなのである。


身に降りかかるすべてを
感じ、受け止め


エネルギーに


生きる表現に
かえてゆく。



ひとの一生は
みじかい。


生きるということと
まっすぐに
向き合い


くるしみ
戦い続けた
この女性の弾く


ピアノの音が
たくさんの人に
感動を与える。


結婚と離婚を
繰り返し
子供をたくさんもうけても


あるがままを
受け入れ
理解してくれる人を
探しつづける


ひたむきさが
この女性を


今なお
輝かせつづける
原動力なのだと
思った。




音楽という
目には見えない何かと
繋がるとき


人知を越えた
世界への扉がひらく。


分け隔てのない
やさしさときびしさの
同居する
うつくしい世界。


十本の指とピアノを
使って


ひらかれる
その世界。


聴く人たちは
あんぐりと口を開けて
仰ぎ見る。



女神なのか?


いや
人間なのだ。


何よりも
誰よりも
生き生き
生きている!


いろんなものを
吸収して
エネルギーにかえてゆく。


愛らしく
どこまでも
自らに
まっすぐに


このうつくしさは
生命力の
輝きなんだな。