パリのデパート

パサージュ・ビビエンヌの入口 Passag

「歴史的重要建造物」に指定されているアール・ヌーヴォー様式の店内(屋上のステンドガラスなど)も見たかったので、朝10時からオスマン通りのプランタン・デパートへ出かける。建物はよかったがデパートに並ぶ品物には特段の興味が持てなかった。168円というユーロ高も原因。それでも各人で何かは買ってデパートは終わり。その後は、オペラ座ヴァンドーム広場⇒マドレーヌ広場と散策し、遅めのお昼をフランス料理で締めくくった。

南北に抜けているパサージュ・ビビエンヌの南口

オペラ座界隈から宿のあるレアール地区に向かって歩く途中にPassage ChoiseulやPassage Vivienneなどのパサージュ(アーケード商店街)が点在する。地図を見ながら上手に歩けば寒さ除けにもなるので、冬のパリのウィンドショッピングを兼ねた散歩には最適。個人商店が多いためか、常に割引商品をウィンドに掲示した店も多く定価表示の続くオペラ座界隈のブランド直営店には無い趣がある。
パサージュ・ビビエンヌの内部は電飾に彩られ賑やか

 
パサージュ・ショワズールには、友人や自分の写真をリキテン・シュタインやアンディ・ウォフォール風のポップアート絵画に仕上げてくれる店もあった。油絵風のキャンバス用紙に印刷されパネル張りされた物ものもあり、仕様により価格幅はおおきいようだが、変形B4サイズで€150前後と言ったところの価格のようだ。

実務としてはプログラムの成せる技とは思うが、芸術の薫り高いパリでは更にその価値が増すように感じた。(流行のギフトらしいので、探せばどこにでもあるらしい?)