BOOKOFF ブックオフのパリ店

BOOKOFF ブックオフのパリ店

オペラ座の南にあるブックオフのパリ店へ寄った。日本の書籍・雑誌は5倍以上の強気の価格設定。フランス語の本もそれなりの価格設定。数名いたスタッフは二十歳台の女性アルバイト。日本語はネイティヴ、日仏バイリンかどうかは不明。
わざわざ来たので何冊か本を買った。シャレで聞いてみたがポイントカードは使えず。まさか日本の本を選んでも仕方がないので、フランスで出版された「POUR MONTER POUR DESCENDRE」当時の銅版画の挿絵とともにエレベーターや昇降機械の歴史を書いたものなど珍しいものが手に入った。確か、映画「ニューヨークの恋人」でタイムとラベルをしてしまった貴族がエレベーターの発明者だった気がするが、米仏の歴史認識が同じなら本に登場しているかも知れない。

モンマルトル通りのパッサージュ三連発

小雨交じりの天気、モンマルトルに出かける予定を変更して、証券取引所の北、モンマルトル通りの西側に続く3つのパサージュを散策した。パッサージュ・ジュフロア Passage Jouffroy、パッサージュ・パノラマ Passage des Panoramas、パサージュ・ヴェルドー Passage Verdeauと北に向かって続く。

中に進むと古風な個人商店が続くアーケード街が連続する。人出も少な目で雨にも濡れず散策には最適な場所。美術工芸の専門書店、ドールハウス専門店、ステッキ専門店、山梨の昇仙峡の土産店かと思うような瑪瑙・水晶アクセサリー、妖しげな蝋人形館、同じく妖しげな博物館が続く面白い場所だった。

ミニチュアのパーツ部品が豊富で蒲田や吉祥寺のゆざわやを凌駕する。価格は0.5ユーロ程のものから500ユーロを超える部品まであった。日本と比較して高いのか安いのかは詳しくないので判らないが見て楽しいものが多かった。

ブランド品の買物やパテシェ食べ歩きに特化した「るるぶ パリ'07」では触れられていないが、「地球の歩き方 パリ&近郊の町」に詳しい。かなり古い雑誌「太陽」にパリのパサージュ特集を組んでいた。15-20年前だったと思うが、その当時ですら「古風でマイナーな所が良い」的な編集内容だったと記憶する。

地球の歩き方 ガイドブック A07 パリ&近郊の町

地球の歩き方 ガイドブック A07 パリ&近郊の町