余命
- 作者: 谷村志穂
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/11/27
- メディア: 文庫
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松雪泰子主演でもうすぐ映画やるの。
昨日(25日)、仕事中暇になりそうだったから買ってきて読んでました。
あっという間に読めてしまうね。このくらいのボリュームなら。
幸せな話だと思った。
最後は、亡くなってしまうんだけど、悲しくはならなかった。
案の定泣いたんだけど、死んでしまうことが悲しいんじゃなくて、残されることが悲しいんじゃなくて、
そんなシーンで泣いたわけじゃなかった。
愛する人をもっと愛しいと思った。
それでどんどん涙が出た。
愛がいっぱいだった。
だから悲しい話ではなくて、幸せな話。
いつまでも愛はそこにあって、愛しさは続いていくものなんだなと思った。
愛し愛されるっていいなと思った。
滴と自分を重ねるとこもあった。
昨日、久しぶりに会って、(もう2週間以上も会ってなかったの!!!)
話したいことはすごーーーくいっぱいあったはずなのに、
大事な話もあったのに、
結局言えなかったの。
言わなかったの。
彼は現実をよく知ってるから。
私の夢を知られたくなかったの。
理解してはもらえないだろうし、きっと否定するし、
その後のことを考えると、言えなかった。
そうしていると滴みたいに、
大切な人を遠くに追いやってしまうのかな。
隠し事をしてるのは辛いけど、今の幸せを失うことを考えたら、
しばらく黙っていようと、ってね。
本当は受け止めてほしいんだけどね。
私も滴とおんなじ。
そんなことを考えていたら、昨日はうまく寝付けなくって、
横で寝息を立てる彼を尻目に、また考えてしまったよ。
しかも眠れてないもんだから、今日はもうなんだかだるくてだるくて。
考えすぎるって、よくないよね。
なんか時間を損してる気がしてならないの。
そうそう。「モモ」の話、
私知らないんだけど、やっぱ読んでおくべき??
「余命」の中に出てくるの。時間どろぼうがどうとかこうとか。
明日見に行ってみようかなぁ。
PS
昨日一昨日の話も書きたいことたくさんなんだけど、
今日は寝ます。ごめんね。
明日の朝更新しよう。
約束ね。