12/30 (金)
本当は氷ノ山(ひょうのせん)という、鳥取駅から1時間ほどで行けるスキー場に行くつもりで宿泊先もおさえてあったのだけど、あまりに雪が少なくてスキー場のリフトが動かないということで、出発前に宿泊先から丁寧なお断りの電話があった。残念。
姫路と鳥取砂丘でだいぶ使い果たしたので、今日はのんびりすることに。
鳥取の街は城下町で、通りが碁盤の目のように張り巡らされており、道が果てしなく続いていてびっくりした。商店街のアーケードの長さもすごい。
しかし子供達はそんなことそっちのけで、普通に公園がたくさんあること、人が誰も居なくてぶらんこに思う存分乗れること、公園に鉄棒があることに感動していて、冬なのに水が流れているじゃぶじゃぶ池に葉っぱや花びらを流すのに夢中だった。静かな町でぼーっとしているだけでとても癒された。
鳥取城の方までぶらぶら歩きながら公園を5つくらい回り、その夜も懲りずに北海道でお寿司を食べた。昨日と同じ板さんの前に座ったので、お互い笑った。ごちそうさまでした。
ちなみに、泊まったホテルはこんなことに。子供達は「これ、営業中じゃなくて工事中の方が合ってる!」だそう。
12/31 (土)
新年を奈良で迎えるために、朝から特急で移動。鶴橋駅で近鉄線に乗り換えた。
奈良には夏に旅行したばかりなのだけど、台風に追われて早目に出ることになってしまったので、再挑戦になる。
まずは鹿にご挨拶。
ホテルのスーパー銭湯風のお風呂に入って、軽く夕食を食べて、紅白を観るために早々にテレビの前に陣取った。
紅白でまさかクイーンが見られると思わなかったし、奈良公園の側で除夜の鐘が聞けたのは最高だった。
1/1 (日)
東大寺で初詣。まさかまさか、こんな有名なお寺で初詣出来るなんて思わなかった。しかも、とても空いている。
晴天だけど底冷えのする日で、足元は霜で真っ白だった。
おみくじは半吉。初めて見るけど、あんまり良くなさそう。まあいいか。
今回は奈良の食べ物でいくつか美味しかったものがあった。
中谷堂の温かいよもぎ餅とお煎餅。
晩ごはんに食べた奈良牛、生湯葉、奈良漬、釜飯。
お昼に食べた天ぷら蕎麦。
さて、早目にホテルに戻って楽しみにしていたお正月番組をゆっくり待つことに。
その時、携帯がけたたましく鳴った。緊急地震警報だった。テレビは全て地震報道になり、お正月番組が見られなくなった。せっかく神仏に囲まれているので、能登半島の無事を祈りつつ、前回は台風、今回は地震と、奈良は大好きだけど鬼門なのかも?と思った。
1/2 (月)
朝から鹿にもう一度会いに行って、お土産を買って、大阪に向かった。大阪はいつも通過するだけだけど、今度ゆっくり観光してみたい。
大阪駅でしこたまたこ焼きを堪能して、大阪からは予約しておいたのぞみで帰京した。
<あとがき>
ブログを書こうと思っていなかったけど、いざ書いてみると、写真をあまり撮っていないことに愕然とした。しかも、自分の写真はほとんどない!
今年は日本帰国8年目。日常に調和が生まれて楽しいことにも少しずつ目が行くようになって来た。ブログに書こうと思うと、楽しいことも見つかりやすいし、写真にも気合いが入る。ブログは私にとっては自分とのやり取りみたいだ。今年はもうちょっと書けるかな?