南カリフォルニア出戻り東京日日見聞録

17年間の南カリフォルニア生活にピリオドを打ち、東京に戻ってきました。2019年以前は「南カリフォルニア日日見聞録」、その後は半分アメリカ人みたいになって帰国したmishaの東京見聞録となります。

炊飯を子供に頼んだら

今日はカレー。

ご飯炊いて、と子供に頼んだら、ゲーム中でなかなか動こうとしない。とりあえず、時短モードで炊くように再び声がけ。実は少量早炊きにすると美味しく仕上がったりするんだよね!と言ったら、喜んでいそいそと準備を始めた。ゲームは続けたいけど、ご飯も早く食べたい子供心。

犬の散歩をして、片付けものしてカレー温めて、ちょうど炊き上がった炊飯器の湯気の向こうに見えたのは…カチカチの玄米。そっち炊いたんかい!と思いつつ、玄米好きなの忘れて頼んだ自分も反省。

お小言を言うのは激怒しているもう1人の子供に任せた。

それにしても、早炊き玄米も、食べられない程硬いわけでもなくびっくりした。最近の玄米、すごい。

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五反田の立食いうどん店

旅行からの帰りに乗ったタクシーの運転手さん、五反田の高架下を通りながら「あ、今日はうどん屋さん開いてる…」と呟いた。良く立ち寄るうどん屋さんで、前日の元旦お休みだったそうだ。

おすすめメニューは「とり天うどん」だそう。「麺が手打ちで、出汁もちゃんと別鍋で温めてて美味しいですよ。ただ、僕はとり天は1つで良いんだけど、3つものってる…」と最後はボヤッキー

そんな控えめな食レポに惹かれて、早速食べに行ってみた。ネギ増し温玉添えにしてみたが、確かにとり天が負けずに主張している。うどんじゃなくて、丼もの食べてる気分で、私はとり天3つ派かな。

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おにやんま

乗り鉄気分で年末年始旅行(後編)

12/30 (金)

本当は氷ノ山(ひょうのせん)という、鳥取駅から1時間ほどで行けるスキー場に行くつもりで宿泊先もおさえてあったのだけど、あまりに雪が少なくてスキー場のリフトが動かないということで、出発前に宿泊先から丁寧なお断りの電話があった。残念。

姫路と鳥取砂丘でだいぶ使い果たしたので、今日はのんびりすることに。

鳥取の街は城下町で、通りが碁盤の目のように張り巡らされており、道が果てしなく続いていてびっくりした。商店街のアーケードの長さもすごい。

しかし子供達はそんなことそっちのけで、普通に公園がたくさんあること、人が誰も居なくてぶらんこに思う存分乗れること、公園に鉄棒があることに感動していて、冬なのに水が流れているじゃぶじゃぶ池に葉っぱや花びらを流すのに夢中だった。静かな町でぼーっとしているだけでとても癒された。

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鳥取城の方までぶらぶら歩きながら公園を5つくらい回り、その夜も懲りずに北海道でお寿司を食べた。昨日と同じ板さんの前に座ったので、お互い笑った。ごちそうさまでした。

ちなみに、泊まったホテルはこんなことに。子供達は「これ、営業中じゃなくて工事中の方が合ってる!」だそう。

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12/31 (土)

新年を奈良で迎えるために、朝から特急で移動。鶴橋駅近鉄線に乗り換えた。

奈良には夏に旅行したばかりなのだけど、台風に追われて早目に出ることになってしまったので、再挑戦になる。

まずは鹿にご挨拶。

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ホテルのスーパー銭湯風のお風呂に入って、軽く夕食を食べて、紅白を観るために早々にテレビの前に陣取った。

紅白でまさかクイーンが見られると思わなかったし、奈良公園の側で除夜の鐘が聞けたのは最高だった。

1/1 (日)

東大寺で初詣。まさかまさか、こんな有名なお寺で初詣出来るなんて思わなかった。しかも、とても空いている。

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晴天だけど底冷えのする日で、足元は霜で真っ白だった。

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おみくじは半吉。初めて見るけど、あんまり良くなさそう。まあいいか。

今回は奈良の食べ物でいくつか美味しかったものがあった。

中谷堂の温かいよもぎ餅とお煎餅。

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晩ごはんに食べた奈良牛、生湯葉、奈良漬、釜飯。

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お昼に食べた天ぷら蕎麦。

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さて、早目にホテルに戻って楽しみにしていたお正月番組をゆっくり待つことに。

その時、携帯がけたたましく鳴った。緊急地震警報だった。テレビは全て地震報道になり、お正月番組が見られなくなった。せっかく神仏に囲まれているので、能登半島の無事を祈りつつ、前回は台風、今回は地震と、奈良は大好きだけど鬼門なのかも?と思った。

1/2 (月)

朝から鹿にもう一度会いに行って、お土産を買って、大阪に向かった。大阪はいつも通過するだけだけど、今度ゆっくり観光してみたい。

大阪駅でしこたまたこ焼きを堪能して、大阪からは予約しておいたのぞみで帰京した。

<あとがき>

ブログを書こうと思っていなかったけど、いざ書いてみると、写真をあまり撮っていないことに愕然とした。しかも、自分の写真はほとんどない!

今年は日本帰国8年目。日常に調和が生まれて楽しいことにも少しずつ目が行くようになって来た。ブログに書こうと思うと、楽しいことも見つかりやすいし、写真にも気合いが入る。ブログは私にとっては自分とのやり取りみたいだ。今年はもうちょっと書けるかな?

乗り鉄気分で年末年始旅行(前編)

12/27 (水)

9月に転職したばかりなのに、年末は冬休みを前倒しにして旅行三昧。子供達も小学校高学年になって来たので、子供料金ももうすぐ終わり…ということで、乗り鉄気分でのんびりJRの旅となった。チケットがたくさんでトランプのデッキのよう。無くしそうで怖いので、改札を通るたびに子供達から回収!

まずは姫路へ。

12/28 (木)

初めての姫路城。実は九州出身で東京に住んでいると、関西は飛ばしがちで、こんな名城を見逃している。やっぱり来て良かった!好古園も。

早々に切り上げて、姫路城前から出ているバスに乗って、姫路セントラルパーク(姫セン)へ。

まずは遊園地で絶叫マシーンのハシゴ。誰もいないので、動いていないのかと思ったら、お客さんが少ないので貸切状態で乗せてもらう。今まで乗ったことのない回数ジェットコースターに乗って、フラフラに(苦笑)

その後併設されているサファリパークでバスツアーに乗った。これも久々で、動物園で見るよりも動物達がイキイキしていた。ホワイトタイガー、ライオン、ヤギ、シマウマ、サイ、バク、などなど。いつかアフリカに野生動物を見に行ってみたい。

子供達がまだ遊び足りない!と言うので遊園地へ戻って、また散々絶叫マシーンに乗った。もうハハはギブアップ。

まだ行くか!ですが次はスケートリンクへ。今まで六本木や二子玉川のショッピングモールのなんちゃってスケートしかしたことがなかったけど、まさかこんなとこで競技用のスケートリンクで滑れるとは!そしてここももれなく空いている。

そしてまた乗り残した絶叫マシーンに乗り納め、最終路線バスでホテルに戻った。混むかな〜と思ったら、車社会みたいで、バスに乗るのは高校生中心で、余裕を持って座れた。

姫路は鳥取への乗り換えで寄っただけのつもりだったけど、豪華な途中下車だった。子供達は姫路城に行くのを面倒臭がったけど、「姫路に行って来たと誰かに言ったら、100%の確率で、姫路城行った?と聞かれるから。そこで行ってないと話が終わるから!」と冗談言いながら連れて行った。これで姫路行ったって言えるぞ(笑)

12/29 (金)

砂丘に行きたい!という娘のたっての希望で鳥取へ。姫路駅で「えきそば」を食べて温まった。ちゃんぽん麺のうどん?

スーパーはくと」も指定は取れなかったけど、自由席はちゃんと座れた。コロナ以来、指定席はいっぱいだけど、自由席は空いてる、みたいな状況が多い。スーパーはくとも3月から完全に指定席のみになるようなので、世の中そういう流れなのかも。

トンネル41個(!)を潜り抜けて鳥取に到着。ホテルに荷物を置いて、2年ぶりの鳥取砂丘へ向かった。

「馬の背」を5回ほど登り降りして満足した子供達を待って、向こう側の日本海側へ降りた。この景色のギャップがすごい。そしてやっぱり風紋。真冬なのに暖かい日で、息子は半袖Tシャツで過ごした。

息子曰く、砂の美術館は鳥取観光で一番気に入ったそう。確かに砂丘の砂の感じとエジプトのピラミッドが良く調和していて、思ったより見応えがあった。もう終わりみたいなので最後に滑り込みで見れて良かった。

その夜は、人気回転寿司の「北海道」さんで晩ごはん。ごちそうさまでした!

以上、アグレッシブに攻めた旅の前半でした。

後半はのんびり旅へ。

 

間違い電話ネットワーク

今日は客先にプレゼンがあって、ちょっと緊張してたのだけど、どうしても確認しておきたい疑問点があったので、あまり知らない同僚に連絡してみた。

社内チャットで呼びかけるとすぐに応対してくれて、電話で話して疑問点は無事に解決。

最後に「どうして私にご連絡くださったのですか?」と聞かれたので、「以前にこの関係のプレゼンされてましたよね?」と聞くと、「あーそれは同姓のマネージャーですよね!私は現場の人間ですよ!」とのこと。それにしても専門職分野なのに会話のサクサク進んだこと…

それから社内の共通の知り合いをたどりながら話が弾んで、なかなか楽しかった。お互い近況を話して、将来お仕事一緒に組めると良いですね、という話で終わった。

コロナ禍で在宅勤務じゃないと起こらない出会いだったなと思う。