MISSI'S BLOG

のんびりやってます。

flowers7月号「ポーの一族 ユニコーン」vol.1

月刊flowers 2018年7月号(2018年5月28日発売) [雑誌]

月刊flowers 2018年7月号(2018年5月28日発売) [雑誌]

ついにflowers7月号がでました!!

その前に、前の記事5/18の案件は暗礁に乗り上げてますねー(><。)ちょっと置いといて。というか自分何もしてない・・・というか、当の漫画が追い越しに来てるから!!!!

と、感想に入る前に先月の予告の話に戻りましょう。
当ブログで予告の感想を書いたわけですけど、その時はモノクロ予告が余りに辛すぎて本心を文章にできなかったのですね。
アランの寂しそうな表情に、消えそうな足元。アランだけに降りかかるような薔薇の花が、もう、もう、葬送曲が流れててもおかしくない状況だったので!
2016年の舞台に突きつけられる、「エディス」の顛末!!もう考えるだけで逃げたいですよ!
「エディス」のラスト、エドガーはどこかで、ポーの村とかで隠遁しておるのであろうと想像したりは出来るけど、アランは、アランは・・・
炎の中に消えたように見えますが、はっきりとメリーベルのように消えた部分は描かれてないではないか。
結末をエドガーから、オービンの語りで締めてしまっているではないか。
ただ、このシリーズ(「エヴァンスの遺書」〜「エディス」の作品)はオービンが語り部として役を負って出ているので、オービンが締めるのはシリーズの構成として上手すぎて、感心するのですが。
いわば「エディス」のラストはオービンの想像で、オービンが想像した物語であるといえる。
じゃあ、エドガーは、アランは、その後どうなったとハッキリ描かれてないではないか。
だから、その後が無いなら無いで私的には、ずっとこのまま曖昧なままにしておいてもよいわけなのだ。
エドガーやアランの事を思い出し、時折、ふたりが仲良くロンドンの街を歩いていてもいいなとか・・・
現代の日本に密かに遊びに来ててもいいな・・・とか勝手に妄想しててもよかったのです(笑)

しかし、萩尾先生が信じたくない方の真実を突きつけてきたら?
エドガーがアランが居なくても、ひとりで過ごしている2016年なんて!考えただけで胸が苦しくなりそうです。
ううう、もう、立ち直れないかもしれない。
新刊が出るまで怖いし、暗い気持になりそうで、幻の本のことを考えたり、変なもの描いたりして(汗)必死に打ち消そうとしました。

そして、あちこちから「買った」「読んだ」の声を横に流して、一日遅れ(涙)の29日の発売日までネットを離れ、穏やかに普通の生活をしながら籠もろうとしておりました。

んが、それでもちらりと見てしまった表紙。スマホの小さな画面ですが、エドガーとアランの妙な華やかさが気になって気になって。
ていうか、今月号はきっとエドガー一人だろうと思ってたから。
ふたりだと〜!!そして、何ぃ?この軽やかな色彩は??と。

見たい〜と思ったら、もう、ノンストップですわw
電子配信・・・
・・・実は、私、電子配信を無料の試し読みくらいしかしたことがない〜!
更に捜すのに時間かかったけど・・・買いました。

表紙・・・キレイ・・・もう、ここでぼーとしてしまいました。ぼーとしたまま、ページをめくる(タップする)という感じです。
ほ〜、すぐ読めて便利なものですね。って感じですよ。
そして、すごい!すごい!なんていうこと!!ああ、キレイ!きゃー!やっぱりー!!うわーうわー!!
あ、ああ、あ、と、ページをめくる(?)のが軽すぎて、進むのが怖いの!勿体無いの!心の中で叫びつつ、何度も後戻りしたり小さいので拡大したりして、読み終わりました!



もう、言葉がとっさに出てこないです。

しかし、アランは!!アランは、まだ消えてはいないと!!信じていいですよね。
エドガーは ダイモンに付いて行くというけれど、それは危険な予感がするけれど・・・でも、アランのためなら火の中水の中十字架も聖書の言葉も乗り越えてですよね?

ああああ、もう、どうなるの?
来月が待ち遠しい!でも、この号だけで、まだまだ楽しめるわ。もう、あと何度も読んじゃう。この後も多分また読んでしまう。

あ、もちろん次の日は予約してたので、雨の中本屋へ行ってフラワーズ買ってきました!
本はやっぱ、指に馴染むというか、先生のペン先が実感できるというか、雑誌サイズの大きな画面でよいです〜〜
改めて、まじまじと眺める表紙がやっぱ華やかで、眩しいです。
アランがアランです!!(この説明不要感)
この服ね、ふたりがこういうの着ちゃう??2016年(2018年?)楽しくなってきます。
アランの金ボタンがA模様なのも発見。おそろい。お高そうですね(^^)アーサーが頑張って買った?

それから本誌の表紙も華やかなカルテットで美しいですね。でも、バックが意味深(うあああ)

ブランカは本編ではファルカの回想にしか出てきませんが、この表紙では明るそうでよかった。
いろいろあっただろうが、ファルカは楽しく優しそうだから、意外とうまくいってそう。

ファルカ←ダイモン←老ポーで、繋がっているのに驚き。
確かに、「春の夢」のファルカは、自分のことを全部は語ってなかった。
「春の夢」で語られてない何かがまだまだ出てきそうですね。

そして・・・藁・・・
ううう、想像ですが、火の中へ落下したアランを、あの後、エドガーはすぐに追って階下へ飛び降りて、消えかけたアランの一部?をつかんで、自分のエナジーを送り続けたということでしょうか?
エディスを助けた記憶が無いけど、まあ、咄嗟の馬鹿力みたいなもので、目をくぐり移動移動で、助けた後にグールの丘へ移動したのかな?
エドガーの痛々しい姿、コートの上でもほんとに痩せているのが分るわ〜。
そしてエドガーが、兎に角美しいな。
エドガーの「飢え」はどうすれば収まるのか?
ダイモンが追放された理由は?とかとか気になることはいっぱいある。
そして、後から、イマゴロ、今回のタイトルが「私に触れるな」だと気がついた。
キリストの逸話を入れてくるの何気に、カッコイイですわ。

今回、びっくりというか、会話だけで進んで、出会ってすぐ喫茶店へ行って、そこを出て行こうとしていくところで終わるという。
あまり場所移動なく、ほんとうに台詞で進行する舞台を観ているみたいだなぁと思いました。でも飽きさせず、わかり易いのは、流石。
来月はその喫茶店を出て、どこまでエドガーは行くのだろう?
そんなことを考えると、あのドアの向こう、どんな世界が広がるのか、何があるのかとドキドキ・・・
今月は話の中でアランの姿は見られませんでしたが、来月は期待してよろしいでしょうか・・・ドキドキ・・・

ではまた来月号で!!!