バッキンガムパレス前の庭園

ロンドンのバッキンガムパレス前は、世界中の観光客で溢れていますが、
私はこの格調と華やかさのある庭園に注目しています。
赤、白、青紫の色合い、まさに英国国旗の色合いに思えるのです。

お城の上から見下ろせば、きっと意味のある素晴らしい模様となっていることでしょう。



赤バラ、赤のゼラニウム、青紫のアゲラータム、白い葉のシロタエギクの仲間。
刈り込まれているユーツリーの濃い緑のトピアリーや芝生の明るい緑色が効いています。



スパイラル型のトピアリーが動きを与えています。




もう一つの青紫はサルヴィアの青紫の花です。
丈夫で長持ちの平凡と思われる花でも、
こうして意味のある使い方で組み合わせると俄然生きてきますね。



◎Sさんへ・・・2016年7月26日の写真です。
こんな花や植物の組み合わせも面白いですね。
青紫に赤そして白の組み合わせは、日本では歌舞伎やお祭りなどでよく見る組み合わせです。
こうして植物で組み合わせてみても、はっとするほどのインパクトがありますね。
私は自庭のチューリップの色や鉢植えの色合いをそうしたり、ハーブ教室のリースの教材をこれらの色で揃えた年もあり、なかなか良いものと思っております。
庭園デザインの参考になさってくださいね。