2011-02-19
ソーシャルメディアマーケティング疲れした人に
今のソーシャルメディア界隈を見てマーケティングや広告に興味を持つ人にお勧め。ダイアルアップ時代(1990-96年頃?)にネットに飛びついたマーケターや広告人達と話してみることだと思うんだ。
(といいつつ、正直僕はめちゃくちゃ濃密に語り合えるほどその世代の知り合いはいないです。ごめんなさい。けど、それでも時々にでも)その世代の人と話して感じるのは、「彼らの掌の上で転がされている」っていう感じ。転がされているわけでもないんだけど、現状は彼らが見通した世界から外れてないし、むしろ議論は既にし尽くされているんじゃないかと感じることが多くて。
勿論、90年代はfacebookやモバゲーは当然存在しなかったし、googleもamazonも業績上は青息吐息で、こんなプレイヤーがこう成長してこういうサービスを提供する、なんて見通すことは誰にも出来なかった。でも、インターネットは人々の生活をこういう風に変え、マーケティングはこうなるんじゃないか?というビジョンはいろいろと構想・妄想されていたんだと思う。
ネット×マーケティングについて一生懸命考えてきたマーケターや広告人の先輩達はいろんな所で、さほど人々を煽ることなく、淡々とプロの仕事をしてきてたりしているもんなんですよ。そんなに数は多くないだろうけど。(そして、マス広告をやってきて今後もマスをやり続ける広告人は多いだろうけど。)
現実は思ったより早くは変わらないし、破壊的な・革命的な瞬間なんてそうそうあるもんじゃない。今のソーシャルメディアに見果てぬ夢を見る人は数週間後か数ヶ月後か数年後には絶望して意味が無いとも思ったりする。でも先輩達のこの15年間を思うと、そう焦らなくてもね、とも思うんです。
インターネットの影響はじわじわとそこかしこにあって、気づいたときには、いつのまにか生活は変わっているものだから。ソーシャル×マーケティングについて一生懸命考えて夢見たことの一部は、今は実現できなくても、5年後や10年後や15年後に必ず実現される。それを自らが手がけられるように、今からしっかり目の前のお客様に対して提案して、実現の努力をしていったらいいんだと思います。
2010-09-24
SIerの人月計算と、広告会社のコミッション制の共通項3つ
- ともに、はてなでよく見かける話題
- ともに、不合理でいずれは変わらざるを得ないと言われてる料金体系
- ともに、その体系は変わる変わると言われ続けて、早30余年
意外としぶといですね。その時はいつ、どんな形で来るんでしょうね。
2010-09-22
Twitterが独自のターゲット広告を展開する予定だとか
Ad:Tech LondonでTwitterのプロダクトマネージャーRajaramanさんが、今後ターゲット広告を展開する、と予告したとのこと。
今日Rajaramanは、今後Twitterは、広告主がユーザー・フォローしている人物やブランドに基づいて広告ツイートを出せるようにする、と語った。
FT(Financial Times)によると、Rajaramanは聴衆にこう言ったという。「私たちは、ターゲティングの機構を組み込み、みなさんがオーディエンスを捕えられるよう推進していきます。今は事実上まだキーワードだけですが、根本的な目標は、その人が誰をフォローしているかに基づいて対象を絞り込んでいくことです・・・これが軌道に乗れば、従来型のブランド広告以上の大きなチャンスが広がります。」
Twitter、フォロー先に基づくターゲット広告ツイートの提供へ
上記はちょっと日本語が変なので原文を見ると、「Twitter now allow advertisers to serve Promoted Tweets based on the people and brands Twitter users are following. 」だから、「広告主がユーザーに、彼らがフォローしている人物やブランドに基づいたPromoted Tweet(広告ツイート)を配信できる」ということでしょうね。
Twitterで他のユーザーやブランドをフォローするということは関心を示していることの表れでもあるので、フォロー先の情報に基づいた広告はよりセグメントされたものになりそうです。例えば、自分は自転車選手のLance Armstrongをフォローしているので、Twitter上に彼のチームが使っている自転車ブランドのセール情報が掲載されると、気になって見てしまいそうです。
ただ、自分の属性や好みに基づいた広告は、Facebookが既に先を行っています。居住地・生年月日・男女・学歴・好きなものなど記入された情報を細かく指定して広告を配信できます。(参考:Facebookの広告案内ページ) 現状でTwitterの新広告商品はこれを補完するような位置づけに留まるでしょう。
Twitter側もそれを熟知していると思われるので、更なる新商品を出してくることは確実です。そもそも、フォロー先が誰であるかを利用した、属性に近いターゲティングは、本来Twitterが持つ強みを生かし切った広告ではない。Twitterはストリームサービス。「今・ここで・フォロワーから・その情報を知らせて貰う」という情報との出会いが楽しさの本質です。
ということは、デモグラやグラフに沿ったターゲティングではなく、文脈ターゲティングの方がずっと効くはずです。まだ技術的に実現不可能かも知れませんが、遠からず各Tweetの内容とマッチした(コンテンツマッチの要素が入った)広告開発をリリースするだろうと予想します。
2010-09-10
AXEのTwitter「“片思い相手”を自動リムーブ」キャンペーンについて
いろいろ話題になってます。AXEはアックスと読むんですよね。
“片思い相手”を自動リムーブ AXEのTwitterキャンペーン、批判受け中断 - ITmedia ニュース
このように賛否両論が分かれて話題になることまで見越したキャンペーンではないか?という指摘も結構あります。(ブックマークのコメント)そういうプランであるかどうかは分からないけど、上島珈琲のとき(参照)などとは違って、狙い澄ましたキャンペーンであることは感じます。日本でもこういうトライができたのはいいですね。
ただ、AXEのようなやんちゃなブランドだから、これはこれであり、という気もします。同じユニリーバでも他のブランド、例えばDoveだったら絶対やらないだろうな。
2010-09-08
営業職について
営業職には、仕様を擦り合わせて、自社が実現できることとクライアントが欲しいものを最大限重ねあわせることができる充実感がありますね。
営業マンはクライアントが必要としているシステムの中で、自社が提供できるものを探りだしていかなければいけません。
図で書くとこんな感じです。
もう、おわかりとは思いますが、営業マンというのは非常に頭がよくないとダメなのです。
クライアントのニーズを的確に把握し、かつ自社の能力も正確に知っておかないといけない。
そして、そのオーパーラップする部分を見つけ出し、クライアントに提案するのです。
そうすれば頭を下げて買ってくださいなんていわなくても、自然と売れるものなのです。
金融日記:ソルジャー(営業職)採用は負け組なのか?
自分が転職してはてなに加わったとき、事業を作る際に最終的に自分が納品する(落とし前をつける)ならば、受注時に自分が仕様を決めたいという思いがありました。その思いは早いうちにかなえることができ、また今現在も実現され続けており、非常に満足しています。
転職前に想像していなかったポジティブサプライズは2点。1つは、仕様の擦り合わせの前段階として、お客様にとっての理想像をイメージし、お客様も気づいていないであろうニーズを考えることが仕事であること。いろいろな業種・規模の企業の「幸せな未来の姿」を考えるのは、楽観的で明るい気分になれます。もう1つは、値付け含め広告商品そのものを設計することができ、しかもユーザーの皆さんから反応をダイレクトにリアルタイムに得られること。これはとても手応えがあることです。
上記の2つは、お客様のマーケティング支援を媒体上で行う、インターネットメディアの広告営業ならではの特長です。メディアの営業、特に多くのユーザーがいるソーシャルメディアの営業はおすすめですよ。(はてなも年内にあと3人、募集してます!と、宣伝をして締めよう。)
