両国寄席「両国冬まつり」@お江戸両国亭

久しぶりの両国亭。あれ、駅からこんなに近かったっけ・・・。着いたら、風車さんが上がっていらっしゃるところで、席を教えていただいたら、そこへ今入って行くのは、かなり勇気がいるなぁというところだったので、風車さんが終わるまで、受付のところで待つことに。

仲入り

いやはや、ここで談春師の「除夜の雪」に再開できるとは! マクラもそこそこにネタに入ると、住職さんがいかにケチかという話を面白おかしく。そこに絡んで来る珍念さんがまた、要領の良さを発揮という爆笑の前半から、落げに向かって徐々に雰囲気が変わって行く。ステキな「除夜の雪」に再会できて、来た甲斐があったというもの。
好楽師匠の「つる」は、「つーーー」と飛んで来て・・・で失敗した時の八っつぁんのもだえる様子が、おかしかった。
仙志郎さんは、傘で茶碗を回そうとして、包みから出したとたんに「あ、さっきの茶碗!」というお客様の声に、かなり戸惑っていらしたのが、おかしい。そう、桃太郎師匠が使ったアレでした。お客はみんな知っていたので、仙志郎さんのリアクションを見て、また笑うという感じ。
桃太郎師匠は、前とちょっと間が違っていたような気が。あのタメが少なかったのではないかなぁ?
王楽さんの「しびん」は、生で聞くのは始めてのネタ。デパ地下で働いていた時の符丁の話って、結構、定番マクラなのかなぁ?
由瓶さんは、鶴瓶師匠の11番目のお弟子さんだそうで、お初。アルバイトの話をマクラでふって、「動物園」。上方の「動物園」は初めてだったのだけれど、設定を丁寧に説明して、死んだ虎の皮を剥いで作ったのを着るという設定。高座で虎の仕草を見せていらしたけれど、あれは、遊雀師匠のが絶品だったなぁ・・・。