リビング名人会@よみうりホール
毎年恒例、年末のよみうりホールでの談志師匠独演会。
今年は、三鷹の独演会で「芝浜」をやってしまったので、もうやらないらしい・・・との情報が。
- 談志「権助提灯」
仲入り
- 談志「文七元結」
一席目のマクラで、「三鷹でやっちゃったから、今日は『芝浜』はやりません。『文七元結』をやろうと思うんだけどね・・・」と。やっぱりそうだったか、ちょっと残念!という気持ちと、「やったー。文七は聞いたことなかったから嬉しい!」という気持ちが半々。
一席目の「権助提灯」も談志師匠で聴くのは、多分初めてじゃないかなぁ・・・。落げに向かう件りの、コンパクトでいて情景が浮かんできて、おかしい!というのは、さすがだなぁと思った。
「文七」も、体力的「には、ちょっと厳しいのかなぁ?という気もしないでもなかったけれど、なんというか「これが、今、立川談志が思う『文七元結』という落語だ!」というメッセージが伝わってくる、ステキな「文七」だった。
「文七」に入る前に、ダイジェスト版「芝浜」をやってくださり、これがまた、素晴らしかった。「芝浜」を期待してやってきたお客に対するサービスだったのだろうけれど、それ以上のものが感じられた。ああ、三鷹のチケットが取れなかったのが、返す返すも残念・・・。
古今亭志ん生 名演大全集 31 文七元結/火事息子/江戸小ばなし
- アーティスト: 古今亭志ん生(五代目)
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/12/14
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
なぜ、談春師のお名前が入ってなかったのかは???
望月朴清「古典継承 囃子の会」
朝、チケットホン松竹に電話すると、もともとは、3階以外のチケットもあったのだそうだが、今、残っているのは、3階のみだそうで・・・。
一瞬、お囃子の先生がひょっとして・・・なんて思ったものの、そうならとっくにチケットのお話が出てるよな〜と思い、電話でゲット。
最近、歌舞伎座にもとんとご無沙汰なので、チラシすら見てないから、どなたがご出演なのか、曲目は何か、なんてこともまーったく知らないけれど、「古典継承」の会ってんだから、古典をなさるんでしょう、という、非常にアバウトな気持ちでチケットとりましたよ。
で、Webを検索したら、概要がわかった(遅!)*1
第2部は、ダンダンがゲストなんだぁ!って、チケット昼の部しかなかったけど、これでダンダンも拝見できるのかしらん???
なにはともあれ、久しぶりの邦楽の演奏会なので、ちょっとワクワクいたしますことよ(笑)。
朴清先生の公式HPもありました*2。お弟子さんが作っていらっしゃるようですが、更新が止まっちゃっているのが、残念ですね。