11月4日の(コメントがついてしまったので、5日にも残します)

連休明け。なんでこんなに眠いのか??? 
携帯の迷惑メールは、結局PCからのメールを拒否することで、ピタッと止まりまった。やっぱりそういうことなのねぇ・・・。
本は、相変わらず、渡辺保『歌舞伎』を。うーん、保さんの劇評が辛口と言われる(し、わたし自身もそう感じることが多い)理由がわかってくる。今まで知らなかったこと(例えば、回り舞台の転換のときは、照明を落とすのは間違い、とか)がたくさん。その理由を保さんが説明してくれると、「なるほどねぇ〜」と。知っていたことでも、もう一歩踏み込んだ説明がなされていたり。気になったところに付箋を貼っていたら、ビラビラだらけになっていく。
Amazonの紹介文に「入門書」という言葉が使われていたけれど、うーん、初心者は「えー、わかんな〜い!」って言いそうだよなぁ。まぁ、売るための紹介文だから、仕方ないけど。
たぶん、戸板先生のごほんと一緒で、折に触れて読み返すと、そのたびに新たな「気づき」を得られる、そんな一冊になりそう。

歌舞伎―過剰なる記号の森 (ちくま学芸文庫)

歌舞伎―過剰なる記号の森 (ちくま学芸文庫)

『花よりも花のごとく』6巻発売!

待ってました、6巻! っていうか、5巻を読み終えた時点で、6巻が出るのを待ちきれずに、なんと連載誌に手を出してしまったんだけれど、これがまた隔月刊なんだなぁ・・・。6巻はまだ読んでなかった話が大半で、「なるほど、これがあって、こうなったのね」と納得。

花よりも花の如く 第6巻 (花とゆめCOMICS)

花よりも花の如く 第6巻 (花とゆめCOMICS)

まっすぐ家に帰れない

老舗スーパーが、もとあった場所にビルを建てて、そのビルのB1に新たにオープン。とりあえず、今週は日曜日までは買い物に行けないので、さっそく初日に行ってみた。
さすがにオープン初日だけあって、店員さんもお客さんもたくさんいる。建替える前の店が、ちょっとレトロな雰囲気があって好きだったので、やっぱり、今風の店になってしまったのねぇ・・・とちょっと寂しい。そういえば、紙袋のデザインも、数年前に新しいものに変わってしまったんだよなぁ。エコバッグは、昔のデザインのものを何種類か持っているので、たぶん、それを使い続けるから、まぁいいのだけれど。
買い物を終えて、まっすぐ帰ろうと思ったのだが、ついふらふらと大坊珈琲に。遠回りになるんだけどね、なんとなくあのシックな店のカウンターで、リセットしてから帰りたくなるんだよなぁ。
珈琲を飲みながら、『歌舞伎』の続き。チョボについての項を読んでいて、文楽と歌舞伎の義太夫は別モノだ、というのはわかるのだけれど、今の竹本は、やっぱりあまり好きじゃないんだよなぁ、と思う。一部の太夫さんをのぞくと、語りになってないんだもの。三味線も太棹らしい響きがあんまり感じられないし。その原因には、役者さんの注文も影響しているとは思うけれど・・・。帰って三味線をさらわねば!ということで、きりのいいところで本を閉じて、帰宅。
三味線をさらって、夕食を作って食べて、片付けを終えると、もうすぐ日付が変わるよ〜!という時間。だから、まっすぐ帰ればいいのに、とも思うけれど。
さて、『声をなくして』の続きを読んで、でも、今夜は早めに寝よう。なにしろ、今朝は、寝坊しちゃったからなぁ・・・。