密偵おまさの市中視廻り日録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2014-04-11-Fri 鉄輪の女

[]銕仙会定期公演@宝生能楽堂 01:32 銕仙会定期公演@宝生能楽堂 - 密偵おまさの市中視廻り日録 を含むブックマーク

今日は、銕仙会の4月定期公演を拝見に、宝生能楽堂へ。

番組は、柴田稔「小塩」、禅竹十郎「魚説教」、鵜澤久「鉄輪」

「小塩」は、柴田先生からお稽古に伺った折や、自主講座で表あきらさんのレクチャーを受けていたので、事前に、題名から受ける印象と、内容が結構違う、ということを知ることができてよかった。前シテは不思議なおじいさん、後シテは在原業平の霊。業平といえば、いい男の代名詞だ。公家の装束になって登場した後シテは、キリっとした品の良い男だった。

この曲の業平は、二条の后(藤原高子)との恋に破れ、それでも彼女との思い出が忘れられず、二条の后と再開した場所でその時のことを語り、舞う。二条の后って、よっぽどいい女だったんだろうな…。

ちなみに、業平と高子との恋の逃避行がでてくるのが「雲林院」。

「魚説教」のシテの語りを聞いていたら、「義経千本桜」渡海屋の魚尽くしのところを思い出した。あれって、「魚説教」の影響を受けていたりしないのかしら?

最後は「鉄輪」。実は、生のお舞台を拝見したことがなかった曲で、なんとなくのイメージで、怖い女の話だと思っていた。しかし、今日の鵜澤さんのお舞台を拝見してみて、鉄輪の女はかわいそうな人なんじゃないかな?と思った。正先に設えられた作り物に置かれた浮気相手の髪をじっと見つめている彼女の横顔には、怒りよりも深い哀しみが宿っていたような…。

今回は、早鼓という小書がついていたので、中入り前に大小鼓で早鼓という手組が打たれたのだけれど、これとかノットとか、カッコイイなぁ〜。

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雲林院 (観世流特製一番本(大成版))

雲林院 (観世流特製一番本(大成版))

2014-04-10-Thu

[][]『能狂い』 22:53 『能狂い』 - 密偵おまさの市中視廻り日録 を含むブックマーク

地元図書館文庫本の棚で偶然見つけて、読んでみた。能の評論家大河内俊輝さんの随筆集。

この本を手にとった理由の大きな部分が、三月書房の小型本だった、という点にある。

わたしにとって、三月書房の小型本といえば、戸板康二。そして、八代目三津五郎、十三代目仁左衛門だ。三月書房の小型本だったら、面白いんじゃない? そんな期待を抱かせてくれる、可愛らしいシリーズなのだ。

読んでみたら、わたしにとっては、昔から能を見ている知人から話には聞いている”伝説能楽師”たちの芸談、その素顔が次々に出てきて、彼らの舞台を見てみたかったなぁ〜という思いを強くさせられた。

NHKから、そんな能楽師たちの映像もいくつかはDVDとして発売されているので、いずれ入手して、その片鱗にでも触れることができれば、と思う。

能狂い

能狂い

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2010-08-21-Sat もういくつ寝ると発表会

[]お稽古 01:35 お稽古 - 密偵おまさの市中視廻り日録 を含むブックマーク

半年に一度の短期能楽教室発表会まで1週間。銕仙会が夏休み中のため、某区の地域センターお稽古会場となる。やはり、畳で仕舞はなんか勝手がちがうなぁ。

番組が決り、地謡につく曲も決定。「東北」についていたので、まだ謡はそこまでお稽古がたどり着いていないと直訴して、「熊野」に変えていただく。あとは「竹生島」キリだ。

「小袖曽我」は相舞なのだけれど、イキを合わせつつ舞う、というのは難しいなぁ。そっちに気を取られていると、型を間違えるし。

浴衣会の方の「羽衣」クセもお稽古していただく。こちらは、まだ型をちゃんと覚えられておらず…。先生ごめんなさい。


[][]『観世流 仕舞稽古型附1』 01:35 『観世流 仕舞稽古型附1』 - 密偵おまさの市中視廻り日録 を含むブックマーク

お稽古に向かう途中で。

観世流仕舞稽古形付 1

観世流仕舞稽古形付 1

先日、梅若さんの型附を入手したのだけれど、観世の方だと、行き道図がついているので、こちらも入手。

ジュンク堂で購入したのだけれど、珍しく、他には何も買わず。

伊勢丹にも久しぶりにちょっと寄ったけれど、ここでも何も買わずに脱出できた!

最近、新宿で休憩の定番・珈琲舎バンで一休み。ざっかけない感じで、かえって落ち着くのよね、このお店。

2010-06-27-Sun

[]根津美術館 20:10 根津美術館 - 密偵おまさの市中視廻り日録 を含むブックマーク

根津美術館で開催中の展覧会「能面の心・装束の華 物語をうつす姿」をやっと見ました。面は江戸のものが多くて、やはり美術館に仕舞いこまれてしまった面は、どこか生気が抜けてしまっているような気がして、残念…。装束も江戸期のものがほとんどで、保存状態はかなりよさそうでした。これが、できたばかりの時にはどんな色だったんだろう???としばし空想してみたりしましたよ。

ミュージアムショップで小袖型の絵葉書を購入しました。


[]銕仙会特別公演@宝生能楽堂 20:10 銕仙会特別公演@宝生能楽堂 - 密偵おまさの市中視廻り日録 を含むブックマーク

今回は、追善会ということで「砧」を鉄之丞先生が舞われ、淳夫さんが「石橋」を披かれました。

「石橋」は後見に国宝がお二人も! 久しぶりに惣右衛門先生のお姿を拝見できて、うれしかったです。追善会であり、淳夫さんの披き、ということでだったんでしょうかね。

「石橋」の太鼓は金春國直さん。若々しい太鼓でした。鼓が源次郎先生、大鼓は広忠さんでした。地謡も含め、「砧」が寿夫先生と同時代の方達、「石橋」が寿夫先生以後の方たち、といった印象を受けました。

2010-06-20-Sun

[]お稽古 13:19 お稽古 - 密偵おまさの市中視廻り日録 を含むブックマーク

マンツーマンのお稽古になって、早、4ヶ月。いよいよお謡の予習が大事になってまいりました。今までは、団体稽古でしたので、前にお稽古つけていただいたところをもう一度、とか、みんなと一緒に謡うのでごまかしが効いたりということで、予習をサボってしまっても、ある意味なんとかなっておりましたが、マンツーマンとなると、予め、準備をしていないと、辛い…。

前回から「菊慈童」のお稽古に入ったのですが、短い曲ということもあり、なんと、2回でお稽古が終わってしまいました…。うわーーー。予想外の速さで、びっくりです。「次から、東北ね」と先生。復習は各自やりなさい、っていうことですねぇ。

仕舞は「小袖曽我」を二人で。わたくし五郎でございます。いくつか???のポイントがあったのですが、今日、先輩で短期教室の発表会に「小袖曽我」を出した方がいらしたので、教えていただき、疑問点がほぼ解消しました。仕舞も、華友会の浴衣会では別の曲を出さなくてはいけないようなので、げげげ…でございます。一体、何をやるのかしら??? 「羽衣」クセは長いのでできればご遠慮させていただきたいところです(笑)。「田村」クセあたりで勘弁していただけると、ありがたいのですが…。

2010-06-13-Sun

[]梅若研能会@観世能楽堂 17:37 梅若研能会@観世能楽堂 - 密偵おまさの市中視廻り日録 を含むブックマーク

お稽古場の先輩から切符をいただいて、梅若研能会(万三郎家の演能会)に。お能は「半蔀」と「山姥」で、狂言が万之介先生の「文荷」でした。仕舞で「鐘之段」が出たのですが、これは「娘道成寺」の金冠のところの詞章とほぼ同じだ!と。あとで調べたら「三井寺」でした。「三井寺」からは、他にも詞章を借りている部分がいくつか。そういえば、昔、文献で読んだかも…と思い出しました。

2010-06-06-Sun

[]お稽古12:48 お稽古〜 - 密偵おまさの市中視廻り日録 を含むブックマーク

午後、柴田先生お稽古に伺う。今日からお謡は「菊慈童」。「田村」という案も先生から出たのだけれど、8月の発表会に間に合わないのでは?と申し上げて、「菊慈童」にしていただきました(汗)。「シテは、人じゃない仙人みたいな生き物だからね」と先生からポイントをお話していただく。

仕舞は「小袖曽我」キリ。「ここ半年ぐらい、クセが続いたので、キリがいいねぇ」と同期と話していたら、先生から「二人でやりなさい」と決めていただいた曲です。「ティーンエイジャーの男の子の舞なので、キビキビとね」というのが、課題でございます。おばさんには、ちょっと辛いですが、がんばります。

2010-02-28-Sun

[]短期能楽教室第七期発表会 16:18 短期能楽教室第七期発表会 - 密偵おまさの市中視廻り日録 を含むブックマーク

12時半開始の予定だったが、諸般の事情により13時開始に。いろいろと「あーあ」なところはあったけど、とりあえず、仕舞を最後までなんとか間違えなかったようなので、それでよしとしよう…。

夜は、例によって例の如しで、打ち上げ。暮に先生と行ったもつ鍋屋さん→駅近くのBarというルートをたどって、なんとか帰宅。

2010-02-27-Sat

[]第七期短期能楽教室お稽古 16:16 第七期短期能楽教室お稽古 - 密偵おまさの市中視廻り日録 を含むブックマーク

いよいよ発表会前、最後のお稽古。だというのに、仕舞で型を一つ完全に忘れていた…。そして、先輩の仕舞の地謡は、まだ覚えられず…。自分たちの謡の節も、かなり怪しいところが…。あー、大丈夫なのだろうか、明日の発表会(汗)。

2010-02-20-Sat

[]第七期短期能楽教室お稽古 18:46 第七期短期能楽教室お稽古 - 密偵おまさの市中視廻り日録 を含むブックマーク

今期のお稽古も残すところあと2回=発表会まであと2回ってことだ…。というわけで、仕舞は一人づつ見ていただく。どーも、尺が余るんだよなぁ。動きにタメがないってことだろうか。詞章と型のあたるところを再確認しよう。

謡は「経正」を通して、役で。といっても、発表会も、地謡は全員で謡うことになっているのと、今までの曲と違って、シテが謡うところが結構あるのであった…。