プロムナード




たぶんぴったしそうよぴったし7年間よ 7年間使っていた携帯電話が壊れて画面がまっくろくろすけになり ここ二年間くらい直してもらえてまた使ってたんやけど とおとお7年めで とおとおメーカーがもおこの機種の携帯電話を直すのをやめてしまいました。わたしも薄々もお駄目かもな〜 と考えてたので お店のひとにもお駄目ですって(駄目ですってそんなきついんやなくもっと優しい言い方やった)言われたとき、さして気にもしなかった。
途中までしかデータのバックアップがとれてなかったので、壊れた携帯電話をメーカーへ送ってデータ復旧してもらうことにしました。それをすると携帯電話本体は、もおわたしの手元には戻らないのだそうや。それでもわたしはなんの躊躇もみせず、全然構いません、とお店のひとに言いました。それが今頃になって急に 嗚呼 もお二度と会えないんやな 7年使い倒した携帯電話。2007年夏モデル SoftBank 913SH FULLFACE全画面スタイルケータイ 色はオレンジ。写メも撮り倒したのに 携帯電話本体は一度も 撮らなかった。当たり前。のことやけど。
先週やっと気が付いて読み出した 日経新聞の夕刊のプロムナード火曜日は、湊かなえさんが書いています。湊かなえさんの小説は読んだことがなくて 映画で『告白』とゆうのをみただけで 強烈な印象をうけてましたが、プロムナードの文章はとても柔らかくてとても優しい。いっぺんで好きになり ちょっとした楽しみになりました。
去っていくものを引き留めてはいけないとわかってはいても、また無口になり こっそりと時間を巻き戻してしまう 悪い癖ですね。