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2006-04-01 チャイコフスキー、ロメオとジュリエット、記念の数字、「チャイコの

チャイコフスキーの幻のオペラに想う

 「ロメオ…」の第1稿完成は1869年9月でチャイコフスキーが29歳の時。初期の作品の中では傑作だよね。それもそのはず。

1870年3月の初演に失敗したので、かなり手を加えて1871年に第2稿をベルリンで出版(バラキレフに献呈)、また補筆して1880年8月に第3稿を作成しているんだ。現在普通に演奏されるのは1881年に出版された最後のこの第3稿。

この最終稿までの間には、歌劇「エフゲニー・オネーギン」、「白鳥の湖」、第4交響曲までが挟まれるので、音楽上の経験が存分に生かされた改定作業が行われているからね。


 1868年3月にイタリア歌劇団のソリストとしてモスクワに客演したメゾ・ソプラノ歌手、マルゲリト・ジョゼフィヌ・デジレ・アルトー(1835-1907)と親密になり、結婚話まで関係は進んでいたんだ。12月中旬に出版された「ロマンス」作品5はデジレに捧げられている。

だけど、翌1869年1月末に結局彼女は違う男(スペインバリトン歌手)との結婚を選んだ。面白いのは1888年1月にベルリンで再会して作品65の「歌曲集」をデジレに献呈していること。

 このデジレへの思いが「ロメオ」の第2主題として使われている「愛のテーマ」へと昇華したのではないかと思いながら、いつもこの曲を聴いているんだ。この「愛のテーマ」は最初変ニ長調で提示されているけど、再現される時はニ長調に移調されているよ。そう、弦楽器が一番「鳴り響く」調で歌い上げられるんだ。

  • 5演奏の聴き比べ

1.指揮:リッカルド・シャイー 演奏:クリーヴランド管弦楽団 POCL-5265

  録音:1984年4月 場所:クリーヴランド、マソニック・オーディトリウム 時間:19分34秒 金額:税込2,039円

 基準演奏にしてます。曲を知るにはいいけど、演奏が少しサッパリし過ぎかも。今のシャイーならゲヴァントハウスのオケと、もっと濃密な演奏をしそうだね。

2.指揮:ワレリー・ゲルギエフ 演奏:サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団 PHCP-11174

  録音:1997年7月4,6-7日 場所:フィンランド、ミッケリ、ミカエリ・ホール 時間:20分51秒 金額:税込2,548円

 この演奏は幻想的よりも「劇的」ですね。ジェットコースター的にスリリング。まるで場面が次々に切り替わる映像を見ているようです。

 ライヴなのでゲルギーの’うなり声’も同時収録されてます。でも聴いていてちょっと疲れるなあ。ロマンチックではないねえ^_^;

 最後のシーンでテンポを遅くして、さらに最終音を伸ばしまくりです。ここもゲルギーらしいなあ。

3.指揮:ダニエレ・ガッティ 演奏:ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ 外盤BMG 75605 51343 2

  録音:1998年5月6-7日 場所:フローティングアース、ワトフォード・コロッセウム 時間:20分47秒 金額:失念

 あんまり幻想的ではない演奏です。セカセカした箇所がいくつかあるので、その影響かとも思うのですが、どうにも落ち着かなくて楽しめませんでした。

4.指揮:西本智実 演奏:日本フィルハーモニー交響楽団 KICC312

  録音:2000年4月11-13日 場所:IMA HALL 時間:22分59秒 金額:税込3,059円

 テンポの遅い所は、より遅く演奏している「じっくり聴かせる」タイプです。

 弦がメイン楽器の後ろでチョコチョコと動くのが妙にはっきり聴こえるのが特徴。

5.指揮:サー・ジョン・バルビローリ 演奏:ハレ管弦楽団 DISKY HR704032

  録音:1969年7月19日 場所:不明 時間:20分36秒 金額:失念(3枚組みだけど安かったはず)

 ハープを強調した録音。実演ではここまで鮮明には聴こえないはずです。ハープの音を強調したかったのでしょう、きっと。

 現代ではやらない弦の「すり上げ」(ポルタメント)が今になると逆に印象的だよね。ここぞという箇所でやってくれるのが嬉しいかも。

 木管楽器の元気いい演奏がシーンの区分けをはっきりとさせているので、飽きないで最後まで聴けるし、今回の5種の中では第2主題が一番ロマンチックに歌い上げられている。

これらの中ではバルビローリ盤が一番の好みですね。最も古い録音なのに、それでもバルビローリが発散させるロマンチシズムが強烈にこちらにまで届いてきます。

録音の古さや新しさではなくて、収録されている演奏内容が大事なんですね。


  • 「ハムレット」も聴いてみて!

 チャイコフスキーは読書家でシェイクスピアつながりということでは、幻想序曲「テンペスト」作品18(1873年作曲)と、幻想序曲「ハムレット」作品76a(1888年作曲)の2曲がある。

どちらかといえば私は「ハムレット」の方が好きだね。20代の頃、ソ連時代の外盤LPで良く聴いたよ。ああ、聴きたくなってしまった。今度そのLPから録音してmp3化しておこう。

 こう書いたので早速LP棚から探し出してきました。ありましたよ。メロディアのステレオLPで「C10-12581-2」、薄っぺらな白い紙のジャケットの表にチャイコフスキーの顔(それもどアップの)。A面が組曲第4番「モーツァルティアーナ」、B面が「ハムレット」です。

指揮しているのはアレクサンダー・ドミトリエフで演奏はレニングラード・フィルハーモニック・シンフォニー・オーケストラ

ちょっと疑問なんですがこのオケって、ムラヴィンスキーが指揮していたオケなんですかね?

  • 幻のオペラ

 もしかしたらチャイコフスキーは、「ロメオとジュリエット」物語のオペラ化を構想していたのではないかなあ?

彼が所持していた「シェイクスピア全集」蔵書本には、それらしい書き込みがあったみたいだしね。

その幻のオペラのシーンを、この幻想序曲を聴いて想像するのが密かな楽しみとなっている私は、やっぱり「チャイコフスキーオタク」略して「チャイオタ」になってしまったのかもしれない(^^♪

なおなお 2006/04/01 12:53 アシタカとサンをバックにコメント書きです^^
ピアノ基調にバックのオーケストラが映えていてとても美しいですね…!!!
映画のラストシーンがありありと思い浮かびました!!
次の作品も楽しみにしています!モーツァルト、バックドラフトも頑張って下さい!!

チャイコフスキー、ロメオとジュリエットはとてもとても大好きな作品なんですよ!!!!!
幻想的なオープニング(ハープが!!!)も、盛り上がり部分のメロディーの美しさも、最後のフィナーレも、あっという間に聴かせる、凄い曲ですね!!
あとは悲愴、が好きだったり…。ベタですが、全楽章大好きです!!
今日は私もチャイコフスキーで書こうかな♪

それでは、またお邪魔しますね^^

miwaplanmiwaplan 2006/04/01 15:45 >なおさんへ
「アシタカ」お聴きいただき、なおかつ感想までコメント、ありがとうございました。
オケに埋もれないピアノの音って、作るのはちょっと難しいんですよ。バックのオケが「うるさすぎず&主張なさすぎず」になるようにバランス取るのがね。

バックドラフト、完成に近づきつつあります。鐘の音を盛大に鳴らしてます。同時発音数の限界まで、オクターブで重ねてみました。

そして「チャイコの日」共同企画への参加、嬉しかったです(^^♪
ロメジェリ、いいよねえ。結構ファンがいるのかもしれないな。

「悲愴」については、書くと長くなりそうなので、改めてアップすることにします。これからも、よろしくね(^_-)

かばかば 2006/04/01 16:08 テンペストはviolinの発表会のpiano伴奏の先生におねだりして
弾いて頂いた事があるほど好きな曲です。CDではなんとも言えない世界に浸れるので、普通に聴くのはもちろんですが、夜小さい音量で聴いたりしてその時を楽しんでいます。

miwaplanmiwaplan 2006/04/01 20:47 >かばさんへ
「テンペスト」は、どなたの演奏で聴かれてますか?

私は前にアバド指揮シカゴ響のCDを聴いた覚えがあるのですが、今回捜索しても見つけられませんでした。確かSONY盤だったはずなんですけどね。

光の少ない部屋の中で夜中に音楽を聴きながら、頭の中であれこれと想像する「ひと時」、いいですよね。もしかしてアルコールをお供にしてですか?私は飲むとすぐに眠くなっちゃいます^_^;

garjyugarjyu 2006/04/01 22:46 “チャイコの日”企画はとりあえず、miwaplanさんの独自の切り口でカブりもなく(カブったらカブったでそれはそれでおもしろいですけれどね。)、無事終了ということで、次回以降・・。

『毎月1日は、今回のように「作曲家・曲目」をテーマにして、15日は「演奏家・楽器」からせめるというのはどうでしょうか?』

という、お申し出、miwaplanさんのように最新の情報まで抑えきれていない私にとっては、結構敷居が高いようですが、楽しそうでもありますね。ひとまずOKということにさせていただきますが、
今月、14日キリスト教の聖金曜日、16日復活祭までは、バッハの宗教曲(受難曲、カンタータ)三昧を個人としては企画しております
ゆえ、「演奏家・楽器」編は、来月からとさせていただいてよろしいですか?

また、14日、“受難曲”(バッハどちらの受難曲について書くかはまだ未定。)について、一緒に書いてくださるというのはありですかねえ?

garjyu

ダンベルドアダンベルドア 2006/04/02 00:33 はじめまして。
こちらのページはブログ村の方から時々拝見していました。
本日は、時々お世話になっているgarjyuのページで「勝手にチャイコの日」の話を見て便乗、TBさせていただきました。
http://mholmes.at.webry.info/200604/article_2.html

miwaplanmiwaplan 2006/04/02 00:35 >garjyuさんへ
何人かの方がそれぞれのブログで、チャイコを取り上げてくれてますね。もっと輪が広がると面白い展開になるかもしれません(゜o゜)

日にちとテーマについては、先ほどgarjyuさんのブログへコメントしましたが、「月に2回、テーマは臨機応変」にしてはどうだろうかということです。

4月の2回目は、14日「バッハの受難曲」が提案されました。決定したら、それぞれのブログで発表&告知しなくてはなりませんね。

今回はあまりにも急だったから、告知まで出来ませんでしたから、次からはその体制も必要になるでしょうから。

miwaplanmiwaplan 2006/04/02 00:42 >ダンベルドアさんへ
はじめまして。時々訪問されていたとのこと、ありがとうございます。ブログ村のランキングは、なかなか上がりませんね^_^;

今回の共同企画に賛同いただきまして嬉しいです(*^。^*)
これから、ダンベルドアさんのところを訪問しますね。

トラバ、ありがとう。これからも、よろしく、どうぞ。

かばかば 2006/04/02 11:00 「テンペスト」はイタリアの天才ピアニスト、マウリツィオ・ポリーニの演奏です。ホルンを演奏されていたと言う事ですがホルンの曲もいいですね。CDではデニス・ブレインのを聴いています。モーツァルトのコンチェルトですが、指揮はヘルベルト・フォン・カラヤンです。ホルンの渦巻きの長さってかなり長いんですよね。7mくらい?、定かではありません。

miwaplanmiwaplan 2006/04/02 11:52 >かばさんへ
ポリーニによるピアノ演奏ということは・・・、もしかしたら「テンペスト」違いかもしれませんね。ベトベンのピアノ・ソナタ第17番のことかも?「テンペストを読みたまえ」とベトベンが弟子に言ったという曲。でも、コメントありがとうございます。

普通はこちらを連想しますよね。あんまり有名ではないんですけど、実はチャイコにも「テンペスト」という管弦楽曲があるので、この紹介のための書き込みだったんです。

ブレイン&カラヤンのモーツァルトはLP時代から聴いてる演奏です。ホルン吹きならブレインを聴かなくてはね。音も素晴らしいですけど、音楽性がたまらなく好きです。

ブレインが在籍していた当時のフィルハーモニア管による演奏は、どうしてもホルンに注目して聴いています。結構な数の録音が残っているので、ホルン好きな人間にはありがたいことです(^_-)

garjyugarjyu 2006/04/02 16:09 miwaplanさん、

“受難曲”ということになると、聴くのも、書くのも重い事になるかと思い、とりあえず、弊ブログに記事書きました。

お仲間への告知などもお願いできましたら幸甚です。

garjyu

miwaplanmiwaplan 2006/04/02 19:31 >garjyuさんへ
そうですよね。「受難曲」は大曲だし、クラシック音楽好きの人でも、もしかしたら聴いてない人もいるでしょうしね。

でも、今回のこれがキッカケになって、初めて聴く人もいたりしてね(^_^)v

告知の件、了解しましたっ。こちらでも行います。

それから、私は「マタイ」だけを扱います。両方一緒は、やっぱり荷が重いかも。「ヨハネ」はまた別の機会に繰り越します。でも実は結構「ヨハネ」も好きなんですよね。

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