小説・漫画好きの感想ブログ

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まじめな方のノーベル賞と、イグ・ノーベル賞

 日本人にひさびさにノーベル化学賞が授与されました。日本人が受賞されるのは、下の記事のように6年ぶりだそうですが、今回のはいつもと内容ががらりと違うもので、最先端科学の基本理論によるものです。SF的なものが欲しいよ〜といっている人がここにいる一方、バリバリの科学者がここにいます。
 そういえば、イギリスのブックメーカー、賭け屋さんは今年のノーベル文学賞に「村上春樹氏」を6位で予想してしいましたが、文学賞のほうはどうなったんでしょうかねぇ。
 

スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2008年のノーベル物理学賞高エネルギー加速器研究機構小林誠名誉教授(64)と益川敏英京都大名誉教授(68)=京都産業大教授=、米シカゴ大の南部陽一郎(87)の3氏に授与すると発表した。授賞理由は「小林・益川理論」と「対称性の自発的な破れ」による素粒子物理学への貢献。宇宙や物質の成り立ちにかかわる根源的な現象を解明し、素粒子物理学の基礎となる「標準理論」を構築した功績が評価された。日本人のノーベル賞は6年ぶりで、共同受賞は初めて。
 日本人のノーベル賞受賞者は2002年の小柴昌俊氏(物理学)、田中耕一氏(化学)以来。南部氏は福井県出身で米国籍。物理学賞は故湯川秀樹氏、故朝永振一郎氏、江崎玲於奈氏、小柴氏に続く受賞。授賞式は12月10日、ストックホルムで行われ、3氏に賞金計1000万スウェーデンクローナ(約1億8000万円)が贈られる。

 そうそう。イグ・ノーベル賞のほうでは、アメーバのような動きをする単細胞生物「真正粘菌」が迷路の最短距離を導き出すことを発見した研究で中垣敏之教授らが受賞したそうですが、これって昔「もやしもん」でネタにされていたものですよね。あとは、犬に寄生したノミのほうが、猫に寄生したノミのほうが高くジャンプするというのを発見した人が、、、他にはコカコーラが妊娠予防の殺精子能力がどれほどあるかの研究をした人が、それぞれもらったようです。くだらないけれど、こういうばかばかしいのが受賞されるのがイグ・ノーベルは楽しいです。