米ミネソタ州の教会、聖体拝領のパンをレインボーカラーに

2013年5月14日、米国ミネソタ州同性婚を法制化しました。その2日前、同州の教会が、この法案への支持を表明するためにレインボーカラーの聖体拝領パンを焼いていたそうです。

詳細は以下。

何はさておきまず上記リンク先のパンの色を見てください。たいへんアメリカ的な、強烈な色彩のうずまき模様に圧倒されます。日本の教会であたしが見たことのある、地味な平ぺったい聖体パンとはえらく違うわ。

この教会は同州ミネアポリスにある「レボリューション教会」(Revolution Church)。同教会のジェイ・バッカー(Jay Bakker)牧師は、5月12日、友人家族の手を借りてこのレインボー聖体パンを焼きあげたのだそうです。翌々日、ミネソタ州はみごと同性婚を法制化。バッカー牧師はこのパンを焼いて以来、信仰の正統性について疑問を投げかけられるようになったとのことですが、「苦しんでいるゲイたちを含め、他の人々と聖体拝領を分かち合うことを、イエスが心もとなく思うとは思えない」と彼は話しているそうです。

それにしてもミネソタ州橋の名前を変えたりライトアップしたりしたかと思ったら、今度は教会みずからこんなパンを焼いてたとは。さすがは裁判所命令で嫌々ながらではなく、住民投票で自ら同性婚禁止を阻止した州だけのことはありますね。ものすごい色だけど、ちょっとこのパン食べてみたいわ。