第30回日本高齢者大会 in 東京

8月28日と29日 「第30回日本高齢者大会 in 東京」が開催され 年金者組合の仲間と参加しました


滋賀県年金者組合からの参加は19人 その内17人は前日の27日からバスで出かけ 厚木市七沢温泉「福元館」で連泊

「福元館」は プロレタリア文学作家 小林多喜二が約1か月逗留したことのある旅館だそうです

詳しくは こちらをご覧ください


28日の朝 女将さんに旅館の離れを案内して頂きました









高齢者大会1日目は28日の午後  豊島区西巣鴨大正大学を会場に 学習講座と分科会が開かれました

会場に行く前 「とげぬき地蔵に」お詣りし 「おばあちゃんの原宿」を散策しました



この日 全国から集まり講座や分科会に参加した人は4028人とのこと


午後に設けられた学習講座と分科会51の中から 私は「ロコモ体操で元気な老後を!」という分科会に参加しました

一時期「脊椎すべり症」による腰痛が出たことがあり ごくまれにひざ痛を感じることもあるので とても興味のあるテーマです

分科会の講師は 渡會公治先生

テレビの健康番組でお見かけしたことのある先生です

「ロコモいろはカルタ」を交えながら スライドと実技で学びました


ロコモティブ症候群(ロコモ)は 「動かない生活・不活発病・体力の低下・使い方が下手」から来る メタボと同様に生活習慣病

介護のお世話を受けずロコモにならないためには しっかりと身体を動かせるように手入れをする新しい生活習慣が必要

介護にならない身体をいつまでも保つための体操 スクワット・ストレッチ・背骨ほぐし(=3S)を教えていただきました

スクワットは苦手で 今までなかなか続けることが出来なかったのですが・・・

正しいフォームと姿勢で

少しずつでも 毎日続けることが大切・・・


定員42人を大きく上回り 立ち見の出るほど盛況の分科会でした

「人生の終わりまで しっかり動ける体でいたい」 誰もの願いですね


滋賀県年金者組合の他の参加者の数人は「ころばん体操で元気な高齢期と転倒のないまちをめざそう」という分科会に参加しました




大会二日目(8月29日の午前)は全体会で 丸の内の「東京国際フォーラム」に5000人を超す高齢者が集いました


記念講演は鳥越俊太郎さん

「ロッキーのテーマ」にのって登壇し とてもお元気そうです

安倍首相は 「”アベノミクス”この道しかない」と言っているが 騙される人がいる
選挙では何も言わないで その影で何をやって来たか・・・「特定秘密保護法」「集団的自衛権の行使」「安保法制」・・・
国民の意向を踏みにじり暴走している
民主国家政府のあり方ではない

安倍政権によって危ない橋を渡らされている・・・このことをしっかり認識してほしい

皆さんには「この道」ではない別の道(私たちの道=戦後辿ってきた平和と民主主義の道)を行くという心構えを持って 次の衆議院選挙でも野党4党の共闘を続けてください





「まちから村からの連帯で ひとりぼっちの高齢者をなくそう」のスローガンで毎年開催されている日本高齢者大会

来年は沖縄で開かれます 沖縄に大会旗が引き継がれました



明星学園高等部和太鼓部のみなさんの演奏を楽しみました

力強い太鼓の音が大きなホールに響き渡り 気持ちがスッキリしました 



「デモや憲法の勉強会に行くことはとても楽しいこと・・・」と 若者からのメッセージ



帰りの時刻が迫り 閉会のほんの少し前に会場を後にしました

帰路 東名高速道から富士山を見ることが出来ました


高速道を走ること6時間余り ちょっぴり腰が痛くなり・・・ 

ロコモ体操 ボチボチやっています