気づけば・・・


一ヶ月以上もブログを放置してしまっていました・・・
特に今までと生活が変わっているわけではないのですが
なぜか更新できておらず。。


今月は桜も見に行きました。
ベタですが清水です。


弟がバリから彼女(もちろんバリのコです)を連れてきて、
“京都らしいところに着物で”となったので、清水。



よく考えると桜の季節の清水は初めてでした。
舞台の周り一面に咲く桜。綺麗でした。


それにしても、外国人観光旅行者がまったく見当たらなかったのには
驚きました。。さすがに影響しているのですね。


はやく、観光が盛り上がりますように。

石山 ゐ勢屋さんの「近江しゃも」と「焼き鳥重」で至福のランチ


夜の焼き鳥は何度も行っているゐ勢屋さん。
しかし、一度だけ特別に作っていただいた「近江しゃも 親子丼」は
もう夜はいただけない・・・
「お昼に食べにいかなくちゃ!」と思いながらも
なかなか石やままでいけていませんでしたが!
やっと行ってきましたよ〜!


ゐ勢屋

夜の雰囲気とはまた違いますね、明るいゐ勢屋さん^^


到着したのはお昼12時30分。
土曜日のランチタイムど真ん中ということもあり、
店内は満席。
しばし待たせていただきました。


その間にも、炭火で近江しゃもを焼く香りが・・・
食欲を、そそります。


待つこと10分。
カウンターの席が空き、「親子丼2つ!」と思ったのですが、
いざメニューを見ると「焼き鳥重」の文字が。。
これは・・こっちも・・・食べたいです!
と、妻と半分ずつにするということで別々に注文。


まずは近江しゃも親子丼がきます!

そうそう、このたまご!温泉たまご!!
「混ぜずに、そのまますくって食べるのがオススメです!」と言われ
そのまま、いただきま〜す。


まずは温泉たまごには手をつけず、
近江しゃもと、既に火が通っているたまごのハーモニーから味わいます。


う〜ん、炭火で焼いた、ほんのり香ばしく、
そして歯ごたえがあるこの軍鶏。
やっぱり旨い!


そして温泉たまごを少し割って、お肉と一緒にお口に運びます。
至福!まろやかな温泉たまごが味わいを深くしてくれます。
やっぱり来てよかったな〜!
なんて二人で話していると、来ました、来ました!


焼き鳥重(5種)

手羽先、レバー、椎茸はさみ、葱はさみ、そしてつくねです。


なんと贅沢な!
あっつあつのご飯、そして刻み海苔の上に、
塩焼きとたれ焼きの焼き鳥がところ狭しと並びます。


特に私はこちらのレバーが大好き。
まったくクセがなくてやわらか〜い肝。
ホントなら、ビール!といきたいところですが、今日はガマン、ガマン。


実は普段あまり焼き鳥を食べない妻も
「おいしーーー!」と言って食べていました。


土曜のお昼間から、炭火で焼かれた本格焼き鳥を、
こんな風にいただけるなんて。嬉しいですね〜。
どれだけご飯が進むねん!と自分でも突っ込みたくなるくらい
あっという間に平らげてしまいました。


ちなみに、定食ですので、これに赤出汁とお新香がついてきます。
親子丼が780円、焼き鳥重が880円。リーズナブルでしょ!
これぞ土曜の至福のランチ。ご馳走様でした!



■ゐ勢屋
滋賀県大津市松原町20-3
077-534-4015

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滋賀の国宝建築を巡る その3:御上神社


苗村神社大笹原神社と2棟の国宝本殿に参拝した後、
この日最後に向かったのは御上神社


そう、“近江富士”で有名な三上山の西麓に鎮座する神社です。
天之御影命(アメノミカゲノミコト)がその三上山に降臨し、
それを祀ったのが始まりと言われています。


近江富士こと三上山

古事記」や「延喜式」にも記述されています。
藤原秀郷(俵藤太)による大百足の退治伝説も有名ですね。


まずは鳥居の前で一礼し、境内へ。

養老2(718)年に遥拝所のあった三上山麓の現在地に社殿が造営され、
御上神社が形作られました。


こちらも重要文化財に指定されているものは多いです。


重要文化財・楼門

これまた重厚感がある立派な楼門です。
三間一戸楼門、入母屋造・檜皮葺。
鎌倉時代に建てられたこの楼門。
同じ日に巡った苗村神社同様に神仏習合の様相が感じられます。


まずは本殿の左側にある重要文化財・摂社若宮神社本殿

これは美しい一間社流造・檜皮葺の社殿。
最近はこの絶妙なバランスの神社建築を見るとゾクゾクします。
流造フェチの領域に入りつつありますね・・・


そして、国宝・御上神社 本殿

鎌倉時代に完成したという本殿は入母屋造で、
神社というよりは寺院の仏堂を彷彿とさせます。
とはいえ、やはり立派にそびえる千木と鰹木が、
風格のある神社であることを示してくれます。


神社・仏堂・御殿の3様式が合成されたこの造りを
「御上造」と呼ぶそうです。
左右に建つ摂社とともに見ると、また美しいその姿、
目に焼き付けてきました。


この日は合計三社を巡り、
国宝本殿を愛でることができました。


しかし、まだまだ滋賀には国宝・重文建築物がたくさんあります。
今年は、じっくりと滋賀の文化財を巡っていきたいと思います!

御上神社
滋賀県野洲市三上838
アクセス:JR琵琶湖線野洲駅」下車 バス 10 分 御上神社


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滋賀の国宝建築を巡る その2:大笹原神社


苗村神社を後にして、向かったのは
野洲市にある大笹原神社。
いつも近江八幡彦根に向かう際に「国宝社殿」の文字が気になりながらも
一度も足を運んだことのない神社でした。


寛和2(986)年に越知諸実が社領を寄進し、社殿も造営。
そして応永21(1414)年に岩倉城主馬淵定信が再建したのが現在の社殿であると言われています。


須佐之男命(スサノオノミコト)とその妻・櫛稲田姫命クシナダノヒメ)のほか、
五神が祀られており、厄除けの霊験で知られています。


国道8号線から少し山側に車を走らせると到着。
その途中には某ラーメン店の社長のご自宅(大豪邸!)が見えました。
森の中にある社殿はとても静かで、私たち以外誰もいません。


境内はこんな感じで立派な拝殿が。


鳥居の向こうには寄倍の池と呼ばれる沼があり、
その昔水不足から御輿を二基沈めて祈願したところ、
どれだけ日照りが続いても枯れることがなく、
水を満たし続けていると云われているそうです。


そして、拝殿の奥には国宝・大笹原神社本殿

三間社入母屋造・檜皮葺の本殿。
決して大きな社殿ではなく、パっと見ただけでは
「これが・・国宝?」なんて感じてしまうのですが、
よくよく見ると細部に施された彫刻までが見事で、
東山文化の粋が集約されています。


そして、本殿の左側には重要文化財・篠原神社本殿

春日造の社殿が美しいこちらは別名「餅の宮」。
このあたりでは良質のもち米が穫れ、
鏡餅の発祥の地とも言われているそうです。
そして鏡餅の元祖を祀ったのがこの篠原神社。


大通りからも離れ、ひっそりと佇む静かなお社ですが、
遠い昔からこの地を見守ってきた神様を身近に感じることが出来る
なかなか素敵な神社でした。


■大笹原神社
滋賀県野洲市大篠原2375
アクセス:JR琵琶湖線野洲駅」下車 バス 10 分 大篠原下車

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滋賀の国宝建築を巡る その1:苗村神社


意外に知られていませんが、滋賀県にはたくさんの国宝建築物が存在し、
京都、奈良に次いで日本で三番目に多いのです。


今までもいくつか訪ねていますね。


延暦寺・根本中堂
石山寺・多宝堂
三井寺・光浄院客殿/金堂


このようなお寺はどうしても入るのにお金がかかりますが、
神社なら無料で愛でることができます。
というワケで、今回は国宝本殿を抱える三つの神社にお参りに行ってきました。
まず行ってきたのは竜王の苗村神社です。


苗村神社 鳥居

本殿は東西に分かれており、
西本殿の祭神は国狭槌命(クニノサヅチノミコト)、
東本殿の祭神は大国主命オオクニヌシノミコト)と・素盞嗚尊(スサノオノミコト)。


まずは西本殿から。いきなりすごい存在感の重要文化財・楼門

三間社一戸楼門入母屋造の茅葺で荘厳なこの門を見ると
神仏習合の名残が感じられますね。
ちなみに、重要文化財不動明王立像も安置されています。


そして、こちらは重要文化財・神輿庫

とてもシンプルな切妻造のこの建物、
天文5年(1536年)に正一位の神位を受けた際に、
勅使の装束召替仮殿として建てられたものだそうです。


そして、いよいよ国宝の苗村神社・西本殿

徳治3(1308)年に建てられたとされ、
三間社流造の社殿は鎌倉時代後期の特長が現れており、
檜皮葺が美しく、ついつい見とれてしまいます。
ここでまずはこの日最初の参拝。


そして、すぐに道を一本隔てた東本殿へ

こちらも重要文化財に指定されています。
建立年代は明らかではないそうですが、
その様式から室町期のものと見られています。
正徳4(1714)年には大半の部材を取り替える大修理が、
さらには昭和33(1958)年にも解体修理が行われています。


それにしても、すごい文化財建築の数々。
本当に見所が多い神社でした。

■苗村神社
滋賀県蒲生郡竜王町綾戸467
アクセス:JR琵琶湖線近江八幡駅」下車 バス 20 分 川守下車徒歩10分

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はてなのキャンペーンに参加!「バレンタインチョコ欲しい!」


またまたはてなさんがおもしろいキャンペーンを実施。
さっそくこちらのキャンペーンに参加します!


これまた太っ腹なキャンペーンですね。
何が欲しいか・・・


TIGER IH炊飯ジャー<炊きたて>(5.5合炊き)ブラウン JKJ-G100-T

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これかな!
あたりますように!!

〜100名城を歩く〜伊勢に続いて松阪城へ


お伊勢詣りも終え、本当なら帰路につくところでしたが、
せっかくの三重、このまま帰るのはもったいない!
ということで、夕方ではありましたが立ち寄りましたよ100名城。


行ってきたのは「松阪城」跡

1584年(天正12年)6月、近江国から松ヶ島城へ入城した蒲生氏郷
松ヶ島は伊勢湾に面し城下町の発展性が無いと考え
1588年(天正16年)8月に現在の地に築城したのがこの松阪城です。


松阪城の魅力はなんと言っても石垣。
氏郷が近江から石工集団の穴太衆を呼び寄せて石積みをさせたといいます。


美しい曲線を描く石垣

この上には敵見櫓があったそうです。


この上に登ると・・・

なんと、地元の中学生が石垣を登ってくる 笑
登れたらアカンやん!
と思いつつも、一枚パシャリ。
石垣登り、見事であるぞ。


城内には築城当時の石積みが多く残っています。

自然の石を使った野面積み。

外側の石垣などに見られる打ち込みはぎなどの工法を用いたのは
1777年(安永6年)の石垣修復時といいます。

安土城の築城に加わった氏郷。
城を美しく・強固に造ることにはこだわりがあったのでしょうね。


ちなみに天守は、1644年(正保元年)に台風のため倒壊したとのこと。
それ以後は天守台のみが残ることとなりました。


天守

ここに三層五階の天守が建っていたといいます。


天守台から西側の「きたい丸」「角櫓跡」眺める

なかなかの絶景です。
ちなみに城下町には旧領の近江商人を町の中心部に呼び寄せ、
楽市楽座を設けたそうです。
それが松阪商人のルーツになるそうです。


天守跡からの眺めがよくてなかなか離れられません。笑

夕方になったのが逆によかったですね。
夕日の城郭、初めての経験でした。


反対側には本丸跡

本当に広いお城だったんですね。
何か現存の建築物があれば・・・!


現存と言えば、城下に見える「御城番屋敷」

江戸末期に旧紀州藩士が松阪城警護のため移り住んだ武家屋敷で、
ほぼ当時のまま現在も子孫の方が維持管理し、住まわれています。
主屋2棟は重要文化財に指定されています。


御城番屋敷から見る松坂城

きちんと整備されていて、今でもお侍さんが歩いてきそうな雰囲気。


土蔵も現存で、県指定文化財


正直、「まぁ、ちょっと立ち寄ってみるか」くらいの思いで行きましたが、
想像以上の見事な城跡でした。


ちなみに、このあとは松阪牛をいただきました^^


■松阪城跡
三重県松阪市殿町

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