例によってRuby5経由で知ったのですが、Railsの開発環境を自動で作れるRails-Dev-Boxが便利です。
Vagrantという仮想マシンをコマンドラインで作れるソフトを利用して、Ubuntuの仮想マシン上にRubyやGit、MySQLやPostgreSQLらをインストールしてくれます。
VirtualBoxとVagrantをインストールしたら、Rails-Dev-Boxのgithubリポジトリをcloneしてコマンドを実行するだけ。後はひたすら待ちです。
どれぐらいの時間がかかるかはネットワークの速度がものをいうかなと思われます。なにせ、UbuntuやRuby、MySQL、PostgreSQLのダウンロードが行われます。が、私がWiMAX環境で試したところ、だいたい1時間ぐらいで終了しましたので、お昼前にコマンド実行したらちょうど良い感じでしょうか。
個人的には、こういう開発環境のニーズは、特に企業内でのWindowsでRails開発環境を作るっていうニーズに適しているのではないかと思っています。会社から支給されるのはWindowsマシン。Railsの開発をやるのはWindowsではつらいし、だからといってLinuxをVMWareで構築するのはちょっと手間だよなぁ・・・ってケース。
Rails-Dev-Boxは、VirtualBoxとVagrantとGitさえあれば構築できるので、Windows環境でも構築可能。Windows上でのGit環境構築がちょっと手間かな。ま、そんときにはHeroku Toolbeletを使えばOKかと。
後は、会社内でよくある話として認証Proxyと、Sambaの設定をちょっと試してみようかなと。