サプライズ「バナナの花と実」

今朝、高坂園芸さんからパイナップルリリーの花をあげるから取りに来れる?と、電話をいただきました。



ついでだから、午前中花の選別を手伝いながら、ご夫妻と里山や昆虫のことで話が弾みました。
花の選別は特に厳しくて、不良品があると市場で断られてしまうとのこと。
殆んどつぼみで出荷しますが、咲いた花は2輪まではOK。
曲った茎・細い茎・葉が少しでも傷ついている物・茎が汚れている物などは駄目。
35cm・30cm・25cm・20cm・20cm以下と、細かく選別する。
主にアフリカ原産の珍しい花が多く、無農薬栽培している園芸農家は東京の大田市場では高坂園芸さん1軒だけだそうです。
高坂さん曰く「花作りを30年もやっているけれど、まだまだ花の認知度が低い」と。
球根栽培が難しい事と、開花するまで年数がかかり効率が悪いのも園芸農家が増えない一因のようです。
最近野菜の生産者で花の栽培を始める人が増えてきて、選別が甘くて市場で出荷を断られることがあるそうです。



バナナと花


今日はサプライズがありました。
花畑の隅に植えてあるバナナに実が付いたということです。
了解を得て、早速帰りに畑に寄って写真を撮ってきました。
花弁に見えるのは苞葉で、その間に2列に並んでいるのが花で
これがバナナになるそうです。
こちらではバナナに実が付くことは殆んどなく、やっぱり異常気象なんでしょうか?
この暑さが続けば、バナナが成熟するかも知れません。



お隣のお宅の塀越しに、きれいなノーゼンカズラが咲いていました。



高坂園芸さんからいただいた花です。
左からクリナム・クルクマ(ピンクと白)
手前がパイナップルリリーです。
ご近所にもおすそ分けしました。