遊びの森美術クラブ「鵜原理想郷植物観察」続編

昨日の続きです。
60種類以上の多くの植物を観察出来て有意義な一日でした。
中には珍しい植物も沢山ありました。
観察が不十分で、詳しい説明が出来ない植物もありますが、取りあえず一部を掲載します。
合間を見て不十分な所は調べて追記したいと思っております。



鵜原理想郷の駐車場に車を止めて、斉藤先生(女性)から説明を受けているところです。



駐車場のすぐ近くに防空壕があります。
太平洋戦争中に、水上特攻艇震洋(しんよう1人乗り)が格納されていたと説明がありました。
他にも南房総には重要な戦争遺跡が沢山あります。



フジキです。
豆科の落葉高木で6月〜7月に蝶形の白い花が咲きます。
用途は建築材・器具材。



カミヤツデです。ウコギ科の常緑低木で外来種
茎から通草紙という造花などに使う紙を作る。



長いトンネルを通って海岸線に向かいます。



ハマゴウです。ハマゴウ属。
花が一輪だけ咲いていましたが開花時期は7月〜8月です。



ハマゴウの実です。古くはお香に用いられ「浜香」と呼ばれていました。
一枝採って来ましたが、お香のような良い香りがします。



オカヒジキです。ヒユ科オカヒジキ
海草のヒジキに似ていることから名前が付いたそうです。
小さな花が沢山咲いていました。
何人かで食べて見ましたがゴツゴツしていて味は無かったです。



ラセイタソウです。イラクサ
ポルトガル語でラシャと言い、厚く毛深い葉がジュウタンのように柔らかいので付いた名前だそうです。
下に茶色く見えるのは実です。



ナンバンギセルです。ハマウツボ科・ナンバンギセル属の寄生植物。
草丈10〜20cmで8月〜10月にかけて開花する。
花の形がキセルに似ていることから名前が付いた。
葉緑素を持たないで、ススキ・ミョウガギボウシなどに寄生して成長する。



ドクウツギです。
葉が24gで致死量になる有毒植物です。
赤い実がなります。



ハマボックスです。サクラソウの仲間。



ガクアジサイです。
このアジサイが、今の園芸種のアジサイの原種です。



ママコノシリヌグイです。タデ科イヌタデ属。
ミゾソバのような可愛い花が咲いていますが、名前の由来はとげだらけの葉で継子の尻を拭くという想像から来ています。



トンネルを通って鵜原理想郷へ向かいます。
トンネルが多い地域です。

鵜原理想郷の入り口です。



ワダンです。キク科
11月に黄色い花が咲きます。



ボタンボウフウです。



トベラです。
節分に飾るヒイラギの代用に使われたそうです。
赤い実がなる。



理想郷を散策中です。



オオキンカメムシです。
久しぶりに昆虫に出会いました。



ホトトギスです。



ホラシノブです。
吊りしのぶに使われるそうです。



オオイタビです。クワ科・イチジク属
実は食べられる。



テイカカズラの葉です。
紅葉してきれいです。



コモチシダです。
葉の裏のホウシで増えるだけでなく、葉の上に小さな子が出来てこれが地面に落ちて増えて行きます。