インテリア計画のポイント  パート1

私は、カラーデザイナーであり、インテリアコーディネーターです。
実際のインテリア計画の中で、通常の手法や考え方もありますが、
私が実践の中で、何を大切に考え、どのような手法で計画遂行しているかシリーズでご紹介したいと思います。


専門的な内容もあるかと思いますが、多くは、皆さんのインテリアコーディネート
する際に、すぐ使えるものが沢山あると思いますので、参考にしてみてください(^^)

モノにはほとんど全てのものに色が付いています
人間の心理に影響を及ぼすものには、感性では五感が非常に強く影響します
人は外部の刺激を五感を通して取り入れています
五感とは、視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚のこと。



外部刺激をどのくらいの割合で取り入れているかというと、
視覚が75%
聴覚が13%
触覚が6%
臭覚が3%
味覚が3%



インテリアにおいては、
特に、視覚はもちろんのこと、触覚も重要。
先ごろは、アロマなどで、癒されるという臭覚も人により
かなり重要な要因になっています。
聴覚の同様。



インテリア計画において、視覚により取り入れられる色彩は最も影響力があるのです。
もちろん、形態・空間を含めたデザインも重要。


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まず、今回は一般的なインテリア計画の進め方についてご紹介したいと思います。

■新築の場合は、決定した図面(特に平面図)を入手し、それを基に
お客様のライフスタイルやニーズをヒヤリングし、要望を把握する。

■現場において、実際のサイズや知っておくべき情報をチェックする

■要望と現場情報をもとに、インテリア設計を行う
基本的には平面図やインテリアイメージボードにより
プレゼンテーションを行うが
場合によっては、パース図で全体的なイメージを理解していただくために
作成する場合がある

■インテリア設計が決定する

■具体的に、インテリアエレメントを決めていく
インテリアエレメントとは、インテリアを構成するそれぞれの要素のことで、
例えば、壁に貼るクロス、床材、家具、カーテンなどを
材質と色彩とでデザインの視点から、カタログで選択していく。
また、ショールームなどで実物をみて確認しながら選択する


と、こんな流れで、インテリアが実現していきます。


次回は、私のインテリア計画の進め方を紹介します。