最近のヒット商品に見る傾向<最寄品の場合>

皆さんもドラックストアやスーパーなどでは、
買いまわり商品を買うというより、
最寄品を買うことが多いのではないでしょうか。


買いまわり商品とは、それなりのこだわりとか、
自分の嗜好性を重要視して、それにあった商品を
いろいろな店舗やメーカーやブランドなどを見て周り、
比較検討してもっともいいなと思うものを選択して購入する・・・そんな商品のこと。
最寄品とは、日用品のような、食料などを購入するついでに、
ついで買いをするような、とくにこだわりをもたないような商品のことです。


多くの人の場合は、このように、商品の思い入れ度により、
購入する評価基準が異なりますし、
また、その基準のレベルも違いがあります。


また、商品を買ってもらいたいと思うターゲット(消費者)によっても、この購入する評価基準もレベルも違います。


購入する評価基準とは、購入を決定する何かしらの条件のこと、つまり、価格やデザイン、機能や性能、利便性、アフターサービス・・・・などなどです。レベルとは、それらの条件への思い入れ度とでもいいましょうか。
「私は絶対価格重視!」とかですね。


今回は、最寄商品について分析してみました。
以下のビジュアルはP&G社の商品を出展させていただきました。



我が家においても、洗濯洗剤やデオドランド系商品に関して、
今までのような購入傾向ではなくなりました。

洗剤が、さまざまな香りで売られていますね。
デオドラント系商品も同様です。

香りに関して、以前に比べて現在の日本人は敏感になっています。それにかかわる商品が大量に市場に出てきていますが、
特に洗剤とデオドラント系新商品が、大変ヒットしています。

どの香りの種類も、嗜好性などを考慮して出されています。


今までの、機能性に関して気にしていないわけではないけれども、そこに、香りの環境が快適な生活を実現するのに、
一役かっているわけです。ボトルやパッケージの色彩も、
カラフルなバリエーションで目にも元気を与えてくれます。

商品開発や企画の新しい視点として、
この香りは、使用目的や用途が違っても、
これからも重要なコンセプトになると思われます。