インテリア色彩計画<明るさ感のポイント>
この写真はFBページからシェアさせていただいたものです。
シンプルで素敵なインテリアですね。
話は、この写真とは別に・・・
色彩の視点からお話したいと思います。
空間色彩に限らず、色彩は、好き嫌いにかかわらず、
人間の心理や生理に大きく影響を及ぼします。
特に空間色彩は、目的や用途にもよりますが、
住宅などにおいては、明るさ感と鮮やかさ感、
色みの種類によって、快適性などに影響しますね。
今回は明るさ感についてのポイント
大概、壁などは、比較的明るくて薄い色が使われますが、
あまり明るすぎる色を全面的に使いすぎると、
人は、きずかないうちに、目が疲労しています。
それはなぜかというと、明るい色であるほど、
光の量がたくさん目に入ってきます。
それにより疲れてしまうのです。
なので、ゆったりくつろぎ、目を休ませてあげたい場合は、
特に白という色は色の中で最も明るい色ですから、
空間全体を白ずくめにすると、
休めない環境を作ってしまいますので要注意。
逆に、白は、緊張感を感じさせる色でもありますから、
さわやかでしゃっきりさせてくれる効果もあります。
それぞれの目的や用途により、
適宜使用されることをお勧めします。