店舗照明設計のポイント Part1
これからの店舗照明計画の重要なポイントは大きく2つあると思います。
一つは、店舗のイメージに合った照明計画をすること
もうひとつは、いかに効果的な照明計画を立てて、省エネルギー化、高性能化を実現すること。
今回は、省エネルギー化を視野に入れた照明計画のポイントをお話します(^^)
「明るさ」を考えるとき、照度(ある面積における明るさ)が問題になりますが、
実質的な明るさと見た目に明るさというのがあります。
下図は、左の照明は、大きな照明器具が1つ部屋の真中にあります。
右は、いくつもの照明が壁に向かって照射されています。右も左も合計の照度は同じです。
実質的な明るさはどちらも一緒にもかかわらず、実は右のほうがずっと店舗の中は明るく感じます。
これを見た目の明るさ・・・「明るさ感」と言います。
照明器具の種類も最近ではいろいろなものが出てきています。
照明の色、熱効率、演色性などを考慮して、もっとも目的に合った照明を選定するわけですが、
イメージの視点では、照明の色、演色性を考慮しますが、
省エネルギー化の視点では、熱効率を考慮して、LEDランプなどを採用することで、
かなり消費エネルギーを削減できます。
特に店舗などは、多くの照明器具を使用するので、特に照明計画において重要な視点です。