切ない気持ち

大好きなインストバンドSIBERIAN NEWSPAPERのライブに、松村里美が朗読で参加させていただきました。


SIBERIANの音楽には物語がある。
どこか演劇的で、観ながら聴きながら幸せな気持ちになると共に、切なくもなる。
それは、「旋律が切ない」というだけでなく、この瞬間・この7人で奏でる音楽が今ここだけのものなんだと思い知らされるからだと思う。
基本、「ライブ」と名の付くものはすべてそうであるはずなんだけど、SIBERIANの空気感は独特のものがあるように思う。
私が演劇(ライブ)を好きな理由もそこにあって、関わるすべての作品の一回一回に、その「切なさ」を感じてもらえるモノを創りたい、と思うのです。


ともかく、彼らと何かお仕事ができたら嬉しいなと常々思っていたのですが、今回松村を暖かく受け入れていただいて、仲良くしていただいて(笑)、とても嬉しかったのでした。
さて、今から千秋楽。
SIBERIAN NEWSPAPERと松村が、今日はどんな瞬間を生み出してくれるのか。
切なくも楽しみな気持ちで見守りたいと思います。