読売ジャイアンツ 2−4 広島カープ

「開幕戦新外国人ストッパー被弾逆転負け」という、あまりにも、あまりにもベタな負け方にはもはや苦笑するしかありません。巨人ファンの人はやってられないことでしょうが。昨日「ミセリがダメならダメ」と書きましたがさて……。

セリーグ開幕つれづれ・後半

阪神タイガース 投:★★★ 打:★★★
派手さは無いものの投打ともにそこそこの戦力は維持。戦い方によっては上位はもちろん優勝も夢ではないと思うのですが、どうも一昨年で勢いを使い果たした感があります。開幕ダッシュを成功させたうえで、岡田監督がかなりうまくチームを乗せていかないと結局中途半端な位置に終わりそう。私的にはシーツのファースト起用と言うのは何か違うような気がしますね。



広島カープ 投:★★ 打:★★
弱いと言われ続けた投手陣ですが、黒田を中心に若い河内と大竹が成長を競う構図は見物です。これにベテランの佐々岡や高橋が絡めばなかなかに魅力的な投手陣といえましょう。……ただまあ、期待込みの見方なので冷静に考えるとどうしても厳しいですかね……。玉木や菊地原を気前良く放出している場合ではないと思うのですけど。打線は嶋とラロッカに新ボールの影響が出るような予感(ラロッカは今日打ちましたけどね)。



横浜ベイスターズ 投:★★★ 打:★★
去年は最下位ながら防御率はリーグ3位、打率は1位。個々の選手の力は結構そろっていると思いますので、牛島監督新体制の下、勢いに乗れればかなり強いんじゃないかと思います。ただそのためには投打ともに柱が欲しいところ。三浦はいいピッチャーですが、出来ればローテの3番手くらいで廻って欲しい投手。15勝くらい出来るエースがいてくれませんとねえ。打の方もウッズの穴は簡単には埋まらないでしょう。新外国人のウィットはオープン戦不振で開幕戦に出場すら出来ていないという悲しさ。金城、佐伯、鈴木尚がクリーンアップでは、牛島ベイスターズ旋風も夢物語となってしまいそうです。

舞-HiME 第26話「shining☆days」

なんと言いますか……。ストーリー的には相当問題あったと思うんですが、絵と音楽の勢いで押し切ってしまった感じの最終回でした。これまで倒れていった人たちが当たり前のように復活して、いがみ合っていた人たちがあっさりと結集して、結局何をたくらんでいたのだか良く分からない悪の親玉が簡単に倒されてしまうお話。「好き」という言葉が強調されていましたが、舞衣×楯が中心なのか舞衣×命が中心なのか混乱してしまったのは僕だけでしょうか?
26話でジェットコースター的にあわただしく上下した物語。見ている最中は間違いなく面白かったと言えるのですが、振り返ってみての評価はちょっと微妙なものがありますね。チャイルドのバトルシーンとか、命の兄に対する想いの描写ですとか、3クールくらいでもうちょっとじっくりやれれば良かったのではないかなと思うのですが……。しかしまあ、多少無理気味でもラストが明るいので良しとしますかね。黎人も静留も元の雰囲気に戻れましたし。こういう展開だとかえって、スタッフがどこまでの狙いをこめて作っているのか気になってしまったりもしますが、「堪忍な〜」の一言ですべて許せてしまいそうなのが素晴らしいです(苦笑)。