機動戦士ガンダム00 第15話「折れた翼」

今回はなかなかの見ごたえでした。全世界の90%くらいのGDPを持っていそうな三カ国連合が総力を挙げて乗り出しているわけですから、さしものガンダムも防戦一方。ミサイル爆弾の類も、CGも使った気合の入った作画でスピード感がありました。


それでも、超オーバーテクノロジーっぽい怪しげな防御システムで防いでいたガンダムでしたが、マイスターが力尽き、一機一機と捉えられていくことに。なんとか離脱したかに見えたエクシアも、アリーに攻められ大ピンチでしたが、そこになんと新たなガンダムが! 事前に情報とかは全然見ないので、これは素直に驚きました。刹那の「ガンダ〜ムッ!」という叫びは、理屈を超えた魂がこもっているように感じられました。


不満を上げれば、ガンダムマイスターにもソレスタルビーイングにも、なお緊迫感が欲しかったところですね。せっかく戦闘時間の経過も詳しくおっていたのに、10数時間も戦っている割にマイスターや機体の疲労の描写が薄く感じられました。それにバックスタッフの皆さんも。もっとヒシヒシとピンチ的な雰囲気が欲しかった。


もっとも、次回予告を見るとガンダムがさらに3機も大判振る舞いということらしいので、まだ余裕があっても不思議ではないのかな……。ただ、それが本当にソレスタルビーイングの戦力なのかどうか、予断を許しませんけど。



ところで、スメラギさんやヴェーダが色々予測して、「戦争を無くす」という目的を追求している姿には、銀河帝国興亡史の心理歴史学を連想しました。もしかしたら多少影響あるのかもしれないですね。

西武、中継ぎの岡本を獲得 FA移籍した和田の補償で

 西武からフリーエージェント(FA)宣言して中日に移籍した和田一浩外野手の補償選手として、西武は中日の岡本真也投手(33)を獲得した。19日に両球団から発表された。21日に入団会見する。
(中略)
 岡本は2001年にヤマハからドラフト4位で中日に入団。昨年まで4年連続で50試合以上に登板し、04年には最優秀中継ぎ投手に輝くなど、3度のリーグ優勝に貢献した。通算成績は288試合で32勝16敗2セーブ、防御率3・09。 (日経新聞

これは非常に大きな補強ですね。岡本がもれているとは驚きでした。言い方は悪いですが、中日側もある程度「餌」として岡本をプロテクト外しした戦略だったのかもしれませんね。でも西武では間違いなく戦力です。期待大。


……ただ、石井一の代わりに福地、和田の代わりに岡本が必要になるのでは、何のためのFA補強だか良く分からないというのも正直なところです。これではFA移籍できるのは限られた一流選手だけになってしまいます。


中堅選手が出番を求めてFA宣言するには、年俸等で補償措置に差をつけたほうが良いんじゃないですかね。「年俸一億円未満の移籍選手には人的補償を要しない」とか。