タクシーで金券はたしかにどうかと思います。でもねえ

今日の朝日新聞の声欄にこんな感じの投書がありました。

役所がそれほど忙しいのか。タクシー帰宅のため、いたずらに残業しているのではないか。

いくらなんでもこれはひどい言いがかりでしょう。中央省庁の仕事が深夜まで及ぶ激務だということは僕でも知っているくらいのことで、それでも国のためということで多くの官僚は頑張っている(はずな)わけです。それを「タクシー金品のために残業してる」呼ばわりでは、真面目な職員は涙するんじゃないですかね。


朝日新聞朝日新聞ですよ。新聞社ともなれば省庁の深夜労働には詳しいでしょうに、こういう投書を平気で載せるんですからねえ。いたずらに敵意を煽っているのかと疑ってしまいます。対象が何であれ、感情的なバッシングが流行る社会は気分が暗くなるのでよろしくないです。



さて一方、この件に関しては「残業を減らすべきだ」という話が出てきていますね。これには賛成です。だいたい、寝不足疲労した頭で良い政策が考えられるものか、睡眠不足に弱い僕としては大いに疑問であります。「官僚が睡眠十分なら、不祥事は減少するはずだ」と半ば本気で考えておりますよ。


仕事の質を改善するか、あるいは人を増やすかという話になってくると思うのですが、こんなきっかけでも少しは状況が良くなると良いですね。

ヴァンパイア騎士 第10話「闇の姫(プリズナー)」

結局紅まり亜=緋桜閑ということでよろしいみたいです。これは単純だったのでちょっと残念、と思いきや、予想外に零の弟が出現しましたよ。たしかにまり亜にくっついている彼は零に似ているなあ、と思っていたんですが、納得。なんだか双子みたいに似ている兄弟ですが、そんな話は出ていないので年は違うようですね。名前は壱縷。また読みにくい名前が増えました。


そして彼ら兄弟の幼い頃が描かれます。……前々から思っていましたが、この世界、日本じゃないですよね? 日本っぽいのは名前とラーメンだけで、街の風景が異質すぎます。大体、平然とヴァンパイアがうろついてる世界ってどうなんですか。


「あの人は、ヴァンパイアだから」


……って、落ち着いている場合かい!


結局、夜やってきた閑に両親は殺されてしまいました。近くにヴァンパイアがいるのなら警戒しておけば良いのにと思いますが、この辺の感覚、世界観はいまいちつかめないところがあります。


残り3話くらいでしょうか? 優姫と枢の関係、零の治療、閑と壱縷。灰閻と十牙とついでに他のヴァンパイアの皆さん。このあたりに見せ場を作りつつ、さて、上手くまとめられますかね。