偽物語 第2話「かれんビー 其ノ貳」

「栂の木二中のファイヤーシスターズ」こと、阿良々木火憐阿良々木月火。何が良いって、まず名前がかっこ良いです。火憐は可憐の変形なのでまだしも、月火なんて普通は思いつくものではありません。作中に直接の出番はありませんが、阿良々木家の両親はなかなかの大物とみました。


今回も各キャラが順番に出ていく構成。まずは撫子。おとなしそうな外見からは思いも寄らない積極性を見せてくれます。これ、暦が鈍い&彼女持ちでなければ簡単に篭絡されてしまいそうですなあ。撫子、恐ろしい子! でも、あれで勇気を振り絞っているんですよね。そこがまた可愛い。


そして本エピソードのヒロイン(?)であるはずの火憐。と言っても、今回はまだ顔見せ程度でした。そういえば、原作では火憐と暦はすぐに兄妹と分かるほど顔が似ているという描写があった気がしますが、アニメ版ではどうかなあ……。似てるといえば似てる、かな?


最後に神原ですが、まあ、変態ぶりがきっちりパワーアップしてました、とだけ言っておきます。

モーレツ宇宙海賊 第2話「私の力、海賊の力」

小説原作らしい、良く言えば堅実な展開。悪く言えばちょっとテンポが遅いかなあ。タイトルからして茉莉香が海賊船長になることは分かっているのに、このペースだとそこまでたどり着くのにどれだけかかるのかと思ってしまいます。


武器の練習なんかより前に、宇宙海賊というものがどういう存在なのか、もうちょっと説明が欲しいですね。「合法」とは言っても、良いものとは限りません。何が目的で、どんなことをするのか、その辺が分からないことには、なりたいもなりたくないも始まらないでしょう。


あと、宇宙ヨット部の皆さんが、無重力空間でミニスカートというのは合理的理由が見いだせないのが困るところです。スパッツか何か装備してるんならまだ良いんですけど。そういえばリリカルなのはでも、空を飛ぶ魔法少女がスカートというのはいかがなものかと思ったものでした。まあ、今作の原作タイトルがミニスカ宇宙海賊である以上、そこは譲れないのかもですが。