坂道のアポロン 第2話「サマータイム」

今回は淳兄に律子の父も交えてのセッション。演奏シーンは動き良し、音良し、雰囲気良しで、文句のつけようのない出来栄え。ジャズに詳しくない僕にもその楽しさが伝わってきました。素晴らしい。


さらに、この作画と演出力はケンカのシーンや海のシーンでも生かされ、全編にわたって密度が濃い。ノイタミナの底力を見た思いです。アニメーション制作は手塚プロダクション……は分かるとして、MAPPAというのは見慣れない名前だと思いましたが、元マッドハウスの社長が立ち上げた新スタジオだそうです。なるほど、クオリティにも納得でした。


ストーリー面でも、意外と負けず嫌いで千太郎に張り合おうとする薫の姿がコミカルだったり、意外やクリスチャンだった千太郎と律子の話も奥が深そうです。アニメ公式サイトではただ「九州」とだけ書かれていますが、坂道かつ教会とくれば長崎ですね(solaが懐かしい……)。だったらそう書いても良いのに。


ラスト、現れた美女に一目惚れの千太郎。律子をめぐっての三角関係かと思いきや、これは意外な展開です。彼女もなにか楽器を演奏したりするんでしょうか?