昨日、友達と
「どすこい」の語源について熱く語りあった。判断材料として「相撲では気合いを入れる時などに『どすこい』と言う」「『どっこい』は『どすこい』を略したものだろう」「座る時などに『どっこいしょ』と言う」「大して違いのない物のことを『どっこいどっこい』と言う」「ところがどっこい」などが挙げられる。
結論として、「どう」「する」「こい」→「どうしてくるんだ、なにをしてくるんだ」というような意味だと結論づけた。相撲では、相手に対して「さぁ、何をしてくるんだ?」と問い掛けるのだ。座る時には、「さて、座ってみたけど、なにをしようか」と自問しているのだ。大して違いのない場合、「相手はどうしてくるんだ」とお互いが牽制し合っている、と考えると、強引だがいちおう意味は通る。「ところがどっこい」は「ところがどうしたことか」という意味だ。
が、今日辞書で調べてみると、おそろしい事が判明した。
どすこい
[感]相撲甚句のかけ声。「どっこい」が転じたもの。
なんと、「どっこい」の方が原型だったのだ! そうなら「どう」「する」「こい」説は崩れてしまう。
ならば「どっこい」の語源は、と思ってググってみるものの、なかなかわからない。わかったのはせいぜい「民謡などの囃子詞」ということぐらい。「すっとこどっこい」と言う言葉を発見して、そういやそういう使い方もあったな、と思ったり。
どなたか教えてくださると嬉しい。教えてくださる場合、なるべくその時点での最新の日付のコメントに書いていただければ、もっと嬉しい。