パラケルススの娘 6 薔薇と小鳥たちの輪舞曲:五代ゆう

短編集。…なんだけど、ぜんぶ話が繋がっているから長編としても読めてしまうし、各話で登場人物の重複がなくて短編集としても読みやすい。
最初の話は、遼太郎とジンジャーのデート。に、美弥子さんと和音さんがついてくる話。巻き起こる嫉妬の嵐が心地よい。遼太郎カッコヨス。口絵のジンジャーは気合入りすぎだ。
次の話はシシィのはじめてのおつかい。というか迷子になっただけだが。シシィよりレギーネの話な気がする。レギーネカッコヨス。
その次の話は大魔術師バシレウス・サロモンとクリスティーナの対決。クリスティーナが入浴してるところにぶつかってあたふたする大魔術師カワイス。バ(ryの思春期っぷりは最高。
幕間で殺人事件が起きているんだけど、最後の話ではその事件をホームズコスプレのクリスティーナが解決する。ミステリっていうよりサスペンスって感じかなぁ。バ(ryに続いてリース警部をも誘惑するクリスティーナのエロスは異常。