“文学少女”と慟哭の巡礼者:野村美月

心葉くんを巡る三人の女の戦い、の話。琴吹さん涙目。心葉くん罪作りすぎ。
まさに美羽様の独り舞台。不発に終わったまーちゃんの比ではない。煮えたぎるような愛情は心の奥底に、とげとげしい憎悪をむき出しに、あらゆる手段を以て心葉くんを我が者にせんとする稀代の悪女。心葉くんを「犬」と呼ぶときの彼女は輝きすぎ。これぞヤンデレ、これぞヤンデレです。
しかし、俺は今回ほど遠子先輩を恨めしく思ったことはない。なぜに美羽を諭してしまうのかこの読書妖怪は。もっとヤンデレを見せろー。
で、いよいよ遠子先輩の話に入っていくわけか。よく考えれば何から何まで意味不明な人だしなぁ。どんな謎が隠されてるか。というか、心葉くんとはフラグ立ってるのか? そこらへんいまいちわからんよな。個人的には心葉くんの嫁が琴吹さんで、愛人が美羽様なんだけど。