とある魔術の禁書目録16:鎌池和馬

もう16巻なのか。早いもんだな。
後方のアックアは、いかにもな強キャラだったなぁ。ヴェントちゃんみたいなバーサーカーではなく、テッラみたいなゲテモノでもなく、単純に正当に強い。右方のフィアンマは、さんざん大口を叩いて自分の強さを誇示して、主人公にワンパンでやられてしまうタイプのボスキャラに見えるんだけど、本当にアックアさんより強いのなら、パワーインフレもここに極まれりって感じですな。アックアさんが「小惑星の衝突」級のパワーなら、フィアンマ妖星ゴラスを落としてきそうだな。
で、アックアさんと戦ってる裏で、今回は女たちの戦いも勃発していたわけですが。
前半は積極的にアタックしていた五和が有利な位置にいたものの、後半に入って神裂ねーちんが颯爽と登場、圧倒的な実力を見せつけて先頭に立ち、五和はそのまま傍観者グループに放り込まれてしまう。しかし、一瞬の隙を突いて美琴がヒロインらしさを存分にアピール、一気に挽回してみせる。ねーちんは堕天使エロメイドで対抗するも遅きに失した感があり、最終的には美琴とねーちんがもつれ合いつつも、やや美琴が優勢のまま、勝負は次回に持ち越し。…という感じだったろうか。五和の敗因はキャラ立ちの甘さ、神裂ねーちんの敗因は可愛いのではなく格好よすぎる点、美琴が勝ちきれなかったのは出番の少なさのせいかな。インデックスは…。
次回はヴェントちゃん来るかな。ヴェントちゃんも上条時空に取り込まれてしまうのかな。楽しみだ。