花園のエミリー 鉄球姫エミリー第三幕:八薙玉造

空気を読めないことにかけてはラゲーネンでも一番だと評判の次男坊が暴走を開始しました。序盤から慎重に雰囲気を作って、事態が好転しているように見せかけて、最後に一気に突き落とす。面白いなぁ。パーシー君は何が目的なのか。ここから収拾をつけようとするなら、血風姫さんと手を組んで…とかかなぁ。散々使い倒されてボロ雑巾のように捨てられてしまいそうだけど。
下ネタもテンポ良く読めるようになった。一巻はたぶん、マティアスらも悪ノリして会話が脱線しがちだったので読みにくかったのかな。2巻以降は、エミリーがボケてグレンがすぐにツッコミを入れる、という体制が整っているから読みやすいのだと思う。やはりツッコミは大事。
緊迫感溢れる展開のまま次巻へ続く。来月が楽しみ。