洛中洛外図

ハチマキと特攻服の男たちが奇声をあげる中、ザフト軍と鎧兜(『鋼の錬金術師』のアレ)が悠然と歩いてゆく。普通の格好をしている自分が実は一番浮いているんじゃないだろうか、そんな気さえしてきた。
目の前で繰り広げられる、異常な光景の中でも一際異彩を放っている場面を目撃した。コスプレをした中学生ぐらいの女の子(『さくら満開』のPVの衣装みたいな格好をしていた)にカメラを向けている男を数名発見。コスプレ会場ではごく当たり前(らしい)の写真撮影だが、ここはベリーズ工房のイベントである。つまりカメラを向けているのはベリヲタの方である。そんなにちっちゃい子が好きなのか…。DDにもほどがあるぞ?

グランドフィナーレ

ミニライブに関してはこれといって感想はない。問題は握手会である。これは非常に危険なイベントなのだ。かつてごっちんの握手会に参加して、完全に魂を奪われたことを思いだし、戦慄を覚える。特に桃子ボイスというものは強烈な破壊力を持つと聞く…。ある程度は覚悟を決めたほうがいいかもしれない。そんなことを考えていると、自分の番になっていた。
でも実際はそんなことを深く気にする時間などなく、一瞬にして握手は終わったんだけどね。3番目か4番目に握手した子(はりー曰く舞波だそうだ。私は未だにメンバーの顔と名前が一致していない)の感じがよかった。印象に残っているのはそれぐらいである。
確かにみんなかわいいけど、推す、推さないという話にはならない。たぶんこの次に握手会があったとしても今度は行かないだろう。ましてや単独ライブなんてもってのほかである。今後ともベリーとはこれぐらいの距離感で付き合っていこうと思う。