きまぐれ社会批評(松尾圭ブログ) RSSフィード

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2010-08-30

NWECフォーラム(国立女性教育会館)

27日(金)〜29日(日)まで、埼玉県嵐山町のNWEC国立女性教育会館)で開催された、「男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム」(NWECフォーラム)に参加してきました。

私は、『DVを考える若者フォーラムinちば』の実行委員として、28日にはワークショップを行いました。この団体は、「若者が自分達でDVについて、学習・調査を行うことで、DVに対しての理解を促進し、DVの予防・啓発を行う」ことを趣旨として活動しています。NWECフォーラムでは、マンガや歌、雑誌などに見られる表現から、「恋愛観に与える影響」や「DVにつながりそうなシーン」を出し合った後、グループにわかれて「どんな点に共感するんだろう」「なぜ共感するんだろう」ということを話し合ってもらいました。岩手で活動されている学生も参加してくださり、世代を越えて幅広い議論ができたように思います。このワークショップで出していただいた意見は、来年2月に行うフォーラムの参考にさせていただきます。


今回も、自分たちで主催していたワークショップの他に、いくつか参加させていただきました。

28日午前中は『女が作る映画、映像−女性監督に聞く新たな文化の創造』に参加しました。女性映画監督として、浜野佐知さん、山上千恵子さん、根来祐さんの3人が、映像を交えながらトークを繰り広げました。一番の共通点は、みなさん「貧乏」ということ。家を売ったり、生命保険を解約してまで、映画を撮りつづける情熱はすごいと思いました。私は、これまでに、浜野佐知さんとは面識もあり、千葉で上映会を開催するなどして応援してきたのですが、今後応援したい人が増えてしまいました。

29日午前中は、『女性議員を増やして政治を変えよう。第3次男女共同参画されているクオータ制、その実効性を高めるには!!』に参加しました。ウガンダやノルウェーの事例とともに法律論的な議論もされて、興味深く拝聴しました。「自分達で出した議員を放し飼いにしてはいけない」というのは印象的で、まさにその通りだと感じました。

29日午後は『「女性のためのアーカイブス」公開番組で日本の女性はどう描かれてきたか』に参加しました。NHKでは、これまでのドキュメンタリなどをアーカイブ化し、公開しています。権利関係の困難も多いようですが、これまでに取材されてきた情報は莫大で、かつ貴重なものだと、たくさんの映像を見ながら感じました。せっかく開かれた情報なので、私としても、今後活用していきたいと思いました。

全体として問題だと感じたことは、やはり若年層の少なさです。6年ほど前にワークショップを持ったときに比べると、現在は「デートDV」関係のテーマで大学生などが参加しているようで、若い参加者は増えているんだと思います。しかし、企画側に若い人がいないことは痛切に感じました。私は参加していませんが、東京プライドパレードに参加した友人の話を聞いていると、若い人が主催者になっているし、参加者も若い人が多い。環境活動や国際協力が成功しているのは、若年層を取り込むようなセンスで、全体がデザインされていることだと思います。その意味でも、またジェンダーの問題とセクシュアリティの問題は密接に関係があるという意味でも、NWECフォーラムの企画側にセクシュアルマイノリティ系の活動を取り込んでいくことが必要だと思いました。