ツタヤでいくつか、ヒップホップ?(ラップ)、ヘヴィメタなど
数打ちゃ当たるかと思って借りかけたが、二三で飽きたところもあり。
絞らないとダメか。全体的に似たり寄ったりで微細な差異を要求されても
なぁ。昔はヘヴィメタファンだったのだが、完全に神経系が変わって
しまって、単調に聴こえてしまふ。あとレゲエにもあたりたいが、
なんか意欲はわかん。


ツタヤでガンダム見終わる。小学生以来、通しで見通す。
やっぱ、B.G.M.がこの頃までのアニメでは、手を抜いていないんだな。

めまいの科学―心と身体の平衡

めまいの科学―心と身体の平衡


めまいと平衡調節

めまいと平衡調節


ふたつとも当たりだった。
前者は前回紹介した書籍(平衡器だけがポイントではないのだが)の
参考文献になっているのだが、前者の前回の書籍への影響は強い。
以前に
http://blogs.dion.ne.jp/mkimbara/archives/5386478.html
で私が書いたことは、神経生理学者(ある種類のエンジニア)にとっては
平衡器が心的なものと身体的なものとの接点となる*1
新宮さんが『ラカンと精神分析』で魅惑的な仮説を提出なさっているのだが
(精神分析の創始者の欲望における、objet peti aが身体的なものに現出
するときそれは悪性腫瘍となる)、しかしその機序を説明できなければやはり
科学とはいえない。エンジニアは性急であっても足りない道具であっても
とにかく機序を考えるものなのだ*2

*1:立木康介さんの『精神分析と現実界』でもこの接点の問題は大きい。

*2:しかしラカンの「科学と真理」を読み返す必要はあり。

脱DNA宣言―新しい生命観へ向けて (新潮新書)

脱DNA宣言―新しい生命観へ向けて (新潮新書)


プロパガンダ色は強いかもしれないが、ドゥルーズ的で興奮させる
ものあり。
著者はRNAを重視する。DNA中心主義をひっくり返したRNA中心主義じゃないかと
人はいうかもしれないが、RNAは不安定でエラン・ヴィタルに満ちている。
だからDNA中心主義の裏返しにはならない。
RNAウィルスの進化は生命の進化の原型なんだろうかなぁ。